戦場ヶ原

戦場ヶ原から湯滝

  尾瀬ヶ原とならぶ高層湿原の戦場ヶ原。 小泉武栄著「山の自然学(岩波新書)」によると、乾燥化が進んでいて、良好な状態に保たれているのは、いまやその半分にしかすぎないらしい。 栃木県の自然保護課が、環境庁と協議して、進入の目立つ種(ズミとイヌコリヤナギ)の伐採にふみきった。

* ラムサール登録湿地: この戦場ヶ原は小田代ヶ原、湯ノ湖などとともに奥日光の湿原として、2005年11月、新たにラムサ−ル条約に登録された。
  ラムサール条約というのは「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」として、1971年2月、イランのラムサール(Ramsar)で採択されたものです。 2005年11月現在、日本ではこの奥日光の湿原や尾瀬などを含む20ヶ所が新たに登録されて合計33ヶ所となりました。 尚、ラムサール条約締約国は147ヶ国、登録湿地は1525ヶ所になっています。 [後日追記]