「日常清浄(せいじょう)(ぎょう)八訓」鳥取木鶏研究会 

現代日本人は、「緊張感欠如」の一語に尽きる。

この危機に処するに、我々はいかにあるべきか。

何よりも我々は、平成の濁世(だくせい)に在る事を認識しよう。
そして、水の如く、濁りを受けて物を(きよ)めるように

心身を清め物を洗い、日々清浄に勤めよう。
 
                       

一 常に心身を清浄にしよう。

二 常に精神を清浄にしよう。

三 常に居住を清浄にしよう。

四 常に家庭を清浄にしよう。

五 常に立処(りっしょ)を清浄にしよう。(会社・事務所等)

六 常に世間を清浄にしよう。(見聞・交際・仕事等)

七 常に国家を清浄にしよう。(政治・経済・教育等)

八 常に日本の清浄を愛奨(あいしょう)しよう。
 


神・仏を始め宗教は等しく清浄が身に現ずることを旨としている。

我ら、もし、()く一切の虚栄と怠慢を戒めて、()清浄(せいうじょう)(ぎょう)めば
自ずから一切を()して真の()(どう)幸福に導くことも決して難しくないのではないか

平成20年3月3日 鳥取木鶏研究会 代表 徳永圀典