選挙が終わって見ればー民主党新人議員の半分は左

参議院選挙が終わって受けた印象を列記してみる。

1.年金問題ーマスメディアの煽動で、恰もこれが日本の至上命題のように、煽りに煽り立てていたのが、選挙後は、メディアはなしの礫のような印象をうけるのは私だけであろうか。少しも年金問題の本質を論議し啓蒙し報道をしない癖にである。終われば、全く、知らぬ顔のように見える。結局あれは民主党を勝たせるためか、自民党を攻撃するためのメディアの煽動であった。国民は、メディアを頭から信用しないで付和雷同しないことを肝に銘ずべし。メディアのニュースとは「真実」ではないのだ。ニュースとは「そのような事があった」という事である。テレビのアホなキャスターなんか大して勉強していない。ミーちゃんハーちゃん程度と認識して見ないことだ。

2.民主党の新たに当選した議員50人の中、半分はどちらかといえば左であった。幹部がぼやいているのである。

3.比例区で当選した19人の素性は如何。
自治労・情報労連・自動車総連・電気労連・JAM(金属関係)・日教組・ゼンセン同盟の労組代表。更に部落解放同盟と言う顔ぶれが目立つという。どちらかといえば左の面々が目立つのである。マスメディアの宣伝効果に民衆が反応している、民主主義は愚衆主義と言われる所以を立証した。

4.選挙区で当選した議員の中には、テレビキャスターやタレントが散見される。市民派という左である。

5.あの頭脳硬直な「旧社会党の残党」横路、赤松を始め、自民党の小沢一郎の幅広い出身者で構成された民主党は「根幹政策」の責任政党としての一致点など、国家的問題での統一は不可能である。このような政党に国家は一任させてはなるまい。

6.現に、小沢、鳩山、管、横路の過去の連中が岡田に次期党首一任した訳ではないとやりだした。嫉妬だけの私利私欲剥き出しのようてである。

7.政権党としての理念、国家を託する政党としてはまだまだである。理念の統一こそ厳しくこの政党に求めていかなくては日本は危ない。民主党に軽々に信任を授与すべきではあるまい。

平成16年8月6日 徳永圀典