小泉自民党の圧勝

マスメディアは、騒ぎたてて自分を目立たせれば、商業メディアだから、儲かる、だから「劇場型」とかなんとかというが、選挙なんか、みんな大袈裟なことを候補者もしているのである。田中真紀子など、あんな「下品で低劣な品性の女性」をテレビ朝日など持ち上げるということは、実に国民を愚弄したに等しい。
朝日新聞とか、左翼のメディアが、陰に陽に、民主党を持ち上げて、自民党など「日本の保守」の崩壊を狙ってきた戦後、遂に、「化けの皮」が剥がれてきて、国民が戦後左翼の実態を明快に把握したのであろう。
その端緒が、朝日新聞の長野支局の「ウソ報道」で自縄自縛に落ちたのである。皮肉なものだ。

1.小泉総理の「殺されてもいい」−−こんな言葉を言う総理・政治家は戦後初めてであり。国民に総理の覚悟とウソはないと心で確りと受け止めた。

2.小泉総理が、「葬式に来て貰わなくていい」−−これも、多くの人々の心底にある意識で、その覚悟の程に国民は共鳴した。実は、これは「ムラ社会」特有の意識であり、自民党の過去の「ナアナアのムラ社会的政治集団」からの脱皮を意味する。

3.永田町的政治集団、曖昧な、ナアナアで、多くの弊害があり、21世紀の世界経済大国に似つかわしくない意志決定方法、それを脱皮して行こうというものがこの隠された小泉総理の気持である。

4.これは、古い自民党からの脱皮だと、国民は直感したから大勝したのではないか。

5.綿貫とか亀井とかはもう時代遅れなのに気がつかない。

6.野田聖子とかは、古賀とか野中の薄汚れた策士の飾り物に利用されたに過ぎない、多分除名される。それでいいのだ。

7.21世紀の経済大国に相応しい、知性・合理性、国際的に整合性の見える国に変貌しなくては日本の未来はあるまい。今回の見えない狙い目の「自民党変身」であり、都市型政党となる、これは本物の変化であろう。

8.上述のような感想を自民党の圧勝に思った。

9.民主党は、政策的に、思想的に、バラバラの政党であることを国民は見破っていた。政権奪取というには課題山積党である。
平成17年9月12日 鳥取木鶏研究会 代表 徳永圀典