白髪岳 海抜721.8米 関西百名山 松尾山海抜687米 兵庫県篠山町


私たちの登山パーティは、来る7月27日から31日迄、御岳・甲斐駒ガ岳・仙丈岳登山を企画している。3000米級の山の連続である。その為に、ここ1カ月は色々とトレーニングしてきた。先週は、入山禁止の峻険な大山東方に位置する、烏ガ山1448米であった。岩壁を登るスリリングなものであった。今回は、低山ながら、中々どうして、岩場の多い、急登と急下降の連続のある白髪岳であった。同時に松尾山経由の一周登山をして同じ登山口に帰った。里では一時的夕立があったらしく痕跡が見られた。この山の谷水は貧弱である。花好きな友人が、ゲンノショウコだと教えてくれた、孟夏である、低山に花は見つからなかった。山麓で、白いホタルブクロを一輪見つけた。来る南アルプスの花が楽しみである。平成16年7月21日水曜日 晴

鳥取発バス                 5.30
中国自動車道西宮北インタ     8.05 舞鶴自動車道、丹南南篠山口からR176 古市交差点右折、最初の辻左折。
住山登山口着            9.00
        発               9.20
登り口    着                9.45
        発              9.50 駐車料金は野天だが、一日1000円、高いと思う。放置するとレッカー車でとある。

登山開始して杉林の急な登りを行くほうが分かりやすい。谷沿いはやめたほうがいい。急激な登り、猛烈な汗が噴出す。帽子の縁から滴り落ちる。15分程度で、炭焼き釜の跡がある。
稜線ー 到着            10.25ここは、目指す白髪岳・最終の松尾山と展望抜群。白髪岳直下の露岩壁を登る人二人を発見、中々進まないようだ。かなりの岩場がある。ここで5分休む、やがて、ロープのある岩場を気をつけながら進む。低山にしては大きなゴツゴツ岩が多くて面白い。眺望も良い。
白髪岳山頂              10.55岩でゴツゴツしているが展望の良い山である。昼食。
    出発              11.50、ここから北に下るが、道が見分けにくい、必ずよく確認すべし。左右にロープの張ってある長い、きつい下り。鞍部から右に、山裾を巻いて松尾山方面に進む。
文殊寺分岐点            12.30ここから再び、登り約20分で松尾山となる。白髪岳の全貌の展望がよい。
松尾山頂               12.42ここは松尾城址である、山城でその説明板があるだけだ。近くに千年杉があるが枯れている。高仙寺跡、城跡、本堂跡、卵塔、三基仏と点在しているが、夏草に埋没されていて弔いの模様も無いが我々は一礼して通り過ぎる。不動滝への分岐点は、誰でも困るであろう。道標もなにもガイドもないからだ。正解は右へ下るのだが、漸く一本の杉に、紙の薄いものに記載してあって間違えなくて終わった。この人もこの分岐に難渋したのであろうか。この山とか里の村には、ゴミのポイ捨て厳禁の立て札が多いが、登山ガイドは少し問題のある山だと思った。
登山口下山             14.13
総時間4時間28分 休憩途中5分*2回計10分・昼55分=総計65分 実歩行時間3時間23分