蘇武岳 海抜1074米 関西百名山 兵庫県日高町

この山は、命名の由来はなんであろうか、これが第一の疑問、次にこの地域は熊の出没が多いと言う事であった。更にアクセスが難しく日帰りは絶対に不可能ということであった。命名の由来は今猶、分からない。熊の出没は、地域の方々に聞きまくったが、全員認めていた。我々は熊グッズを完備して対応することとしていた。即ち所持品としては、1.熊除け鈴、2.秋田県林業関係者保持の熊の嫌う周波数を断続的に響かせる電気機器、次に、3.辛子を充填している噴霧器、4.そして格闘用のナタである。結果的に遭遇することなくホットした。台風被害の為、当初予定の阿瀬渓谷ルートは断念したがこのコースも道は土砂崩れで髄所に寸断されており時間がかかった。

名色駐車場 am9:15 幸い、予報が外れて晴れに近い曇り。名色バス停近く。ゲレンデ左の登山口不明。林道を選ぶ。
名色駐車場 am9:30 50米東から右の舗装林道に入る。橋を渡り左に進む。備前山をめざし左に大きく迂回する林道である。
林道分岐 am10:15 右に入る所が土砂崩れ、ベタベタの土砂を越えて進む。ここからは、次々に土砂で崩壊した道を越えたり、迂回したりである。杉とかブナが数え切れないほど倒れて道を塞いでいる。
備前山 797米 am11:30 ゲレンデのリフトのある場所と思われるが標識無し。近くは猪の掘り返した土の跡が物凄い。撮影と休憩。
備前山 am11:45 約300米先に登山口がある。
蘇武岳登山口 am11:52 愈々であり熊除け対策点検。暗い林が不気味である。やがて急登のロープの連続。
楓の紅葉が美しいがブナなどの紅葉は終わりであった。
林の中 pm12:30 明るい林の中で昼食ーうどん、スライスお餅、パン、コーヒー、ミカン、柿等。発pm13:10.
アップ、アンド、ダウンを繰り返す、山頂はガスが湧いている。雨の無い事を願いつつ進む。右下に自動車道が見える。やがて、妙見山とある道標がある開けた場所の右に蘇武岳が至近に見上げられる。
蘇武岳 1074米 pm13:30 ガスがかかっている。視界ゼロ近い。
蘇武岳 pm13:35 急ぎ備前山をめざす。途中の紅葉の撮影を何度もした。きれいな楓の紅葉が見られる。
備前山 797米 pm14:30 ゲレンデの左の下山ルート不明、リフトの直下のルートも途中から不明、獣道数箇所あると親友が指摘、更に他の場所を探すが愈々獣道ばかりで断念。元の林道に引き返す。林道の中は真っ暗である。
土砂崩れと倒木を踏み分、踏み分けて下山を急ぐ、
林道分岐 pm15.20 雨となる。雷鳴もあり稲妻もある。スパッツはドロドロである。
名色駐車場 pm16:30 近くの農作小屋に雨宿りして着替える。一路、湯村温泉へ向う。天然温泉で十分冷えた身体を温めた。雨は土砂降りとなってきた。