住塚山 --海抜1009.4米   国見山 --海抜1012米

関西百名山登山記録N 住塚山   海抜1009米

日時    平成11年10月30日 土曜日 
集合場所  近鉄難波駅東改札口 午前8時10分 勝沼氏を待つが断念して出発
参加者   森川 清水 繁益 徳永
am9.20  名張到着 車中で見る音羽山の風格ある山容を再認識し登山した喜びを分かち合う。
am9.30  タクシーで青蓮寺湖界隈の色づき始めた紅葉を眺めながら進む。
am10.10 長野着 タクシー代金6130円割勘 ここらは海抜480米 気温24度
am11.00 屏風岩下の道を進む  隼別神社(ハヤブサワケ) 応仁天皇の王子でここで殺された由を会長から聞く。何でもよく知っておられると痛感した。ここら辺から曽爾高原がきれいに見える。やがて屏風岩公苑 海抜800米 気温19度 ここで10分休憩して屏風岩を眼下から見上げる。屏風岩は海抜868米、高さ200米、幅1500米の屏風で柱状節理の石英安山岩で出来ているらしい。潅木の木漏れ陽の中を進むが気持ちがよいものだ。可成りの急登である。
am11.57 住塚山山頂 海抜1009米 気温18度 ここに12時30分迄いて昼食後会長のカプチーノコーヒー。国見山とか曽爾高原とかの眺望が素晴らしい。紅葉が散見されて美しい。国見山を目指すのだが中々に厳しい登りでありその上に鋭い エッジの様な稜線を進む。四方八方の眺めが満喫出来た。ここから一旦ゼニヤタワと言う鞍部に下りて同程度の登りとなる。
pm13.10 国見山山頂 海抜1012米 気温16度 国見に相応しい展望であった。
pm13.30 予定コースを変更して室生寺に下山する事となる。急な下山道であった。結果的に長いルートで会長の足に悪かったのではと可成り気掛かりであったのは私だけではあるまい。
pm13.50 小さいピークを越える。蜿々とした下山道、14時には東海自然歩道のクマタワ峠に着く。ここからせせらぎの素晴らしい音楽を聞き惚れ乍ら歩く。途中には布引滝、熊チ滝、南松滝等々あり。山中の渓のせせらぎに感動した。一首をこじつけてみた。
      
      せせらぎのせらせらせらとこだまする渓の瀬の間の遠く近くに
pm14.50 林道下山す 海抜470米気温16度  pm15.20田口の集落着 海抜380米 気温17度
会長が途中にある龍穴神社に行くと言われ再び山に登るが中々見つからなかった。天の岩戸があったが違う。会長はドンドン登られる。半信半疑であったがついて行く。
pm15.55 遂に吉祥長穴を発見した。谷向こうに凄い雰囲気の洞穴がある。神秘的で神を感じるものがある。原始的信仰の拠り所であろうか。日本人が縄文時代から感じていたそのものの印象である。これは良い経験をしたと皆が思った。
室生へと迎う、室生には龍穴神社の鳥居があったが我々は奥の院のご神体を拝んだという誇りを意識した。
pm16.30 バス乗車  室生駅着pm16.43pm17.17 室生発pm18.20 難波着 解散
 単なる紅葉を見たというだけでは無い、形而上的なものを体験したからであろう、余韻の残る中秋の登山であった。
参考  会費  1000円×4=4000円
支出  おにぎり120円×3×4=1440円 葉書代600円 コーヒー400円
ビール 280円×4=1120円   タクシー補給 440円 計4000円