玉置山 海抜1076米 関西百名山  奈良県吉野郡十津川村
まったく、無風の登山日和である。近くの山であり、今朝は露天風呂に浸かり朝食も宿でゆっくり頂いて気分よく、本年最後の登山に出発した。この山は、何か惹きつけられるものがあり、あこかがれの山である。神武天皇の東征の折、熊野に上陸後、八咫烏ーやたがらすーに先導されて、この山頂の宮にて兵を休めたとの伝承があるからである。玉置山は玉置神社と同様である。詳しくは玉置神社ー名勝・遺跡・古跡ーに譲るとして、ここでは登山記録を掲載する。
平成16年12月22日水曜日 快晴

宿 am8:30 文句の言いようの無い快晴、風無し、もっと登山したい気分。 途中、高度を上げると釈迦岳等の展望できた。来年の意欲をそそる。
玉置神社駐車場 am9:20
海抜990米
気温1度と冷える。ここから500米徒歩。出発9:20 果無山脈がきれいに見える。
玉置神社 am920 圧倒されるような巨杉の樹林帯、森厳なる古色蒼然とした老杉の森。大峰山奥駆道に相応しい。 本州でこのような大杉は無いという。「天然記念物」の指定樹林。
玉置山 am9:40
海抜1076米
幾多の鳥居を潜り、祠がある。本殿は登山道より下にある。 山頂は取り立てて説明したくなるものではない。地蔵仏の祠がある。北の大和方面の山々が展望できる。ここで神武天皇の持たれた弓の先端に八咫烏が・・と思ってみた。
玉置神社 am10:05 玉置神社に参拝しお札を頂き、備えのお茶をする。神主の奥さんが出てきてミカンと菓子を下さった。 神代杉・3千年杉・盤れ杉・大杉・と無数の巨杉に圧倒された。
玉置神社駐車場 am10:45 ここで再び果無山脈・冷水山・安堵山を確認。 多分、笠捨山と思われる方面の山々を憧憬。来年登山を誓う。
静八丁玉置口 am11:30 長い、長い林道、屈曲した道を下山する。 右側は怖いような切り落ちた渓谷ある。
井筒 am11:50 ここから素晴らしい、北山川の大らかな清流に感激。 こんな昔の日本の川は見たことがなく感動しきり。十津川と合流し新宮川となる。
川湯温泉 pm12:20 千人湯を近くに見た。 ここは遠慮して素通り。
渡瀬温泉 pm12:30 6つもある大露天風呂はかけ流し、一人占有し大満足。 蕎麦を食べて入浴し大阪へ向う。