徳永の書き流し世界史 その39

アメリカの人類史上の三大犯罪

第一、
インディアン抹殺

第二、
黒人大量奴隷労働

第三、
広島長崎原爆投下

アメリカは超大国として繁栄のピークから下降中だが、それを支える為に
異民族に対そ測り知れない犠牲があった。

この三つはアメリカのトラウマであろう。此等に対し心からなる謝罪が
無ければアメリカ文明の未来は無いと言う学者もおる。

少し回顧する、1620年、イギリスからメイフラワー号がマサチューセッツ海岸
に到着、不安のドン底にあつた彼等を、先住民のインディアンは魚の捕り方、
トーモロコシの栽培法、過酷な環境での生き方などを親切に教えた。
友情を以て親切に教えたインディアン。

アメリカ大陸を発見したコロンブスはスペイン女王に対して先住民に敬意を
以て迎えられた、世界中にここより素晴らしい国は無いと報告している。

インディアン達は紀元前四万から大自然に抱かれて天真爛漫に楽しく
礼儀正しく平和に暮らしていた。

そこへ白人植民者が突如侵入し彼等の運命が一変したのだ。
愛すべき先住民、人を疑わぬ先住民、白人達はキリスト教を知らぬ未開人と
決めつけ、恩を仇に変えてインディアンの抹殺にかかるのだった。

個人の土地も政府にも景気的契約で次々と奸計で破り土地を奪ってしまい
先住民を西へ西へと追いやったのだ。契約など騙す為の形式だった。
大平原のバッハローなどインディアン生活の文化を支えていたが、
毛皮にし売り捌き絶滅させた。白人は不当不屈の精神、
フロンティスピリット、西部開拓者精神と言うが実態は現地抹殺だあった。
アングロサクソンの実態である!
こうしてアメリカ当海岸からインディアンを抹殺し西海岸へ到達したら
太平洋の制覇から日本が邪魔な世紀が18世紀の幕末であった!