徳永の書き流し世界史 その24 白人のご都合は二重基準 明快に記憶する具体例を挙げてみよう! 人権問題だ、それは戦後、彼らによる人権を日本人が導入し、 日本を奇妙にしたと想うからだ。 それは第一次世界大戦後の戦後処理のパリー講和会議1919年、日本は 世界の五大国の一員だった。 日本の全権代表は西園寺公望は堂々と「人種差別撤廃法案」を提案した。 当時、世界の植民地は殆ど白人国のものだ。 白人国は日本のこの正論には反対不可能で、フランス、イタリヤ、ギリシャ、 シナが賛成した。 処が、アメリカのウィルソン大統領の独善的な理想主義外交中で、 日本人移民排斥の差別法案を進めていた。 法案は賛成多数であったがアメリカはイギリスを巻き込み反対した、 委員長を努めていたウィルソンは賛成するような、フリをして、 いよいよとなり反対した。 投票は賛成17票 反対11票 ウィルソンはこの様な重要案件は 全会一致でなくてはと強引に不採決宣言をしてしまったのだ! 白人とはこの様な国だ! 口では平和、平和唱えながら、自分達に不都合なら 詭弁を使って反対する、偽善性、ダブルスタンダードなのだ。 信用してはならぬ! アメリカの二枚舌外交に油断はしないことだ。 後年昭和天皇はこのパリー講和会議での人種平等案件不成立と カリフォルニアの日本人移民拒否の二つの案件を 大東亜戦争の遠因に挙げておられた!! 日本の八紘一宇、即ち人類みな同じ屋根の下の精神は 大東亜戦争で日本が負けたが植民地は解放され全て独立し 地球地図は一変したのである!