徳永の書き流し世界その43 

フイリピンの事
フイリピンは17世紀からスペイン領であった。
東海岸から太平洋に出たアメリカ、フイリピンの民族独立軍のアギナルド将軍にスペイン撃退後のフイリピン独立を約束した。
処が
スペインが敗退すると約束を反故にして1898年、米国領にすると宣言した。
ハワイの王様も、フイリピンも日本に支援を求めたが当時の日本は力無く応じなかった。
当時の大帝国スペインはキューバ、プエルトリコ、グアム、ミッドウェイ、ウェーク、フイリピンを
アメリカに割譲したのである。
アメリカはパナマの重要性に着目、秘密工作によりコロンビアから分離独立させた。
明治36年のことだ。
操り人形のパナマ共和国を操縦しパナマ運河の永久租借権を得ていよいよ太平洋の彼方の日本打倒を目指したのである。 
時、正に日露戦争直後、オレンジ計画で日本との戦争計画を作ったいたのだ。