徳永の書き流し世界史 その十一 キリスト教の排他的独善性を産んだ風土とはヨーロッパ白人が短時間で全世界を制覇し征服したのは 鉄砲と武力だけではない。 それはキリスト教と言う宣撫策の活用があった。彼らは世界中に鉄砲とバイブルを併用した。 宣教師は侵略の尖兵だつたと申して良かろう! 間違いなく宣教師は征服地の民衆を宣撫した。 日本に来たスペインの フランシスコザビエルの日本布教で明白だった。 秀吉は宣教師がスペインの日本侵略の尖兵だと見抜き宗教的鎖国政策を取った。 日本以外の植民地民族は地元宗教を野蛮として捨てさせキリスト教に改宗させられ完全に西洋文明の 奴隷となった。 フイリピンなどは為に現地語まで失い英語となったではないか!キリスト教は独善的である! 宗教の話題となるが宗教の根源原理は二つだ、 一つは、 天地万物は 流転の繰り返しか? 二つは、 天地には 始りと 終わりが あるか? この二つの論理の選択が宗教的、人間の岐路であろう! 一は 神道であり仏教の世界観、 二は キリスト教の世界観だ。 神道や仏教を産んだのが森林である。 キリスト教を産んだのは砂漠だ。 森と砂漠の相反する風土、そこに生まれ育まれた天才が仏教とキリスト教を誕生日させた! と言えるのではないか! 然し人間とは変わるものだ!間ちがええるものだ 本念的に!! 真の原理は森であり砂漠なのだが、正反対の環境から 生まれた人間の思想体系が全く違うのは当然 真理そのものは釈迦でもなくキリストでもない 真理そのものは森であり砂漠だ。 これこそ実に肝要であるが人間は傲慢となり森林砂漠原理と無関係に 創業者の釈迦とかキリストの創り上げた人間の思想体系のみ強調するようになった! ここに 大きな陷阱がある!