剣山 海抜1954米 日本百名山

我々は徳島自動車道の井川池田インターから入って美馬インターで下車、438号線で南下し、あこがれの剣山をめざして山麓の、見ノ越、に向う。快晴の予定が風雲が急となりつつある。貞光川沿いに遡行すること、約1時間、ジクザグの道であった。高度を上げるに従い、山々の紅葉、特に黄色が鮮やかなのは寒いからであろう。剣山にはガスがかかっていた。それでも人気の剣山なのであろう、見ノ越しには登山者も観光バスも見えた。
平成16年11月10日 水曜日 曇

池田町発 am8:10 徳島自動車道井川池田-美馬ーR438 延々と、徐々に道は細くなり曲がりくねった山道となる。運転に感謝しつつ。
見ノ越 1420米 am9:55 剣山は見えない。 ここでリフトに乗る。少し雨である。雨装束にする。発am10:20、気温9度、寒い。
西島 1750米 am10:35 標高差330米、15分。 ガスで至近の樹林帯しか見えない。私は高所恐怖気味があるが友は平然。
刀掛の松 am10:52 枯れた大きな松があった。 我々は尾根道を進む。ほぼ直登である。
剣山本宮 am11:25 宝蔵神社。近代的な建物で落胆。 建物の後ろの巨岩がご神体であろう。素朴にそのままで祭ればと思う。
剣山 1954米 am11:25 道標は新しい廊下に囲まれていた。 親友によると、昨年と山頂は様変わりという。高山植物保護の為に廊下が囲んでいた。これは少し悲しい様相であり、俗化が進んだ証拠であろう。風雨が凄く、予定していた次郎笈は断念した。視界はゼロ、今日までは完全に快晴の予報であったのに残念。反対側を回りロッジで金柑湯を300円で頼みパン・菓子・ミカン食べる。ロッジはam11:45−pm12:05。下山は大剣神社のご神水を頂くこととする。
大剣神社 pm12:30 本宮の巨岩より大きくお塔石という。 最高の良縁を約束し、悪縁を最高に断絶する神様に参拝祈願す。ご神水を頂く。
西島 1750米 pm12:45 小雨とガス。 pm12:45リフトで下山開始。
見ノ越 1420米 pm13:00 雨はなし、山頂だけの雨であった。 ここから439で奥祖谷の二重かづら橋に向う。