やっぱり学者だな竹中平蔵君

竹中君、君の当初の勇ましい発言からズルズルと後退したな。金融の信用は玉ねぎの皮なんだよ。剥けば剥くほど、中味は無くなるの。
事前にキチントした綿密な対策とお金を準備して、一旦メスを入れると発表したら、直ちに断乎として実行をするのが要諦なんだ。

日本の現状で一挙にこの問題を解決しようとすれば、百兆円準備が必要と私はこのホームページで言ったが、その通りなんだ。竹中君は何も準備なしに、あんな発言を先行させた。現実の経済も、銀行問題の本質もバーチャル的な認識だったのだね。人騒がせな事をしただけだ。
無責任な学者はだから困るんだ。君のした事は株価を大幅に下げて銀行や企業を困らせただけではないか。俺も被害者だ。そして責任を取らぬ。政治も官僚もいい商売だね。困るのは国民と民間企業ばかりだ。

竹中君は正論だが手段、方法論が悪いと私は申したが、その通りとなったな。現職の責任者が、金融機関を弄ぶような仕事をしている印象を受けるよ。
塩爺でもそうだよ、無責任な事を発言して、銀行問題は、この十年間、元々大蔵省に主たる責任があるんだ。政治が銀行をスケープゴートにして逃げて10年間だよ。

実に酷い連中ばかりだな、命懸けで仕事をせい。情けないなあ、天に向かって慨嘆している。嗚呼、お粗末な連中ばかりだなあ、
平成15年1月7日