鎧岳--海抜893.9米

関西百名山 25  鎧岳
平成12年10月28日 土曜日 曇後雨
集合場所 近鉄難波駅 東口集合時間 午前7時半
参加者  森川 清水 繁益 長門 吉田 徳永
会長は午前7時すぎ到着であった。香西氏が緊急社用でワザワザ見えたのには驚いた。今後は私の携帯電話番号をここに披露するので諸 氏は緊急時にご利用願いたい。[末尾に記載]繁益さんは何時も早めなのに10分前のラストで会長が懸念された。昨日は良い天気で今 日もと確信していたのに曇天で見通しは良くないのは自明であった。歩行を早めて雨の来る迄に抜けたいと話し合う。
午前7時30分 難波発 同7時40分 鶴橋駅で乗り換え 車内で色々の話が弾む。清水さんが御歳の話題をだされたのには驚いた。これは愈古代史への入門かと思った。是非ともと学研文庫の消された大王ニギハヤヒをお薦めした。会長は記紀の正統派である事は明快にしておいた。長門さんが九州の祖母山登山の由、お元気な方だ。
午前8時48分 名張駅着 会話が進むと時を忘れる。雨が降りだした。一瞬迷ったが会長が即時決断されゴー。バスは満員で久しぶりに立ち席で青蓮川の上流の香落渓の紅葉と渓谷美を満喫した。
午前9時40分 葛着 雨 気温22度 海抜420米 雨具を着けて決行と決まる。鎧岳のみで引き返す事となる。雨は小さい。頭上には鎧岳の威容が霧にやや霞んで見える。快晴なら素晴らしい景観であろう。林道を進む。雨の準備を本格化する。やがて杉林の中となり雨を少し遮ってくれた。でも中々の急登である。杉の木々はかなりよく手入れされており私の推定では略30年程度の杉と見た。約1時間海抜850米で小休止、15度と寒雨だ。稜線が少し見える。厳しい昇りでありみな黙々として登っている。お喋りの呼吸的余裕がないのである。稜線に漸く抜け出る。これで終わりかと思うと直ぐに鞍部に下るがこれも直ぐ抜けて頂上に着いた。
午前11時17分 鎧岳 海抜893・9米 気温14度 眼下に曾爾村が霞んで見える。天気が良ければ曾爾高原、亀山峠とか薄の高原が綺麗に展望出来るであろう。下から見上げた鎧岳の大岸壁の上にいるのだと心に描く。晴れた秋の日の紅葉した岩肌はどのようなものであろうか。会長、繁益さん、長門さんが下見に来た時は頂上と周辺は笹とか潅木が茂って掻き分けなくてはならなかったらしい。村の人達が刈り込んでおり楽であると。視界も良好であった。下りは滑るのを注意したが滑った方もあった。然し下りは速い。本当に急な登りだと痛感した。村の車道に降りて前方を見ると繁益さんが早くと言う。清水さんが先頭で手招きしておられる。バスが来ているではないか、なんと言う僥倖であろう。ハッピーだと小躍りせんばかりに喜んだ。一時間か二時間に一本あるか無いかのバスであろう。雨の日の登山でもあり昼食をする場所もないので本当にみな心から喜んだ。
午後12時15分 バス乗車 名張駅到着 午後1時 車中ではグルメの会長が名張駅近辺のおいしいウドン屋の在りかを調査しておられた。一月堂で全員ウドンと酒ーー但しビールは繁益さんと吉田さん。ほかの人は熱燗、ただしヌル燗であり失望。一人天婦羅ウドンを注文した長門さんのは我々が食べ終わった頃に出た。午後1時50分  名張駅発 午後3時20分  難波駅着 解散
平成13年例会予定 1月20日 三上山  2月未定日 高見山(近鉄ツアー合流) 3月24日 比叡山