由良岳西峰海抜640米 東峰590米 京都府丹後町

平成16年6月15日 快晴
前夜、由良浜の浜辺にある温泉宿で情緒タップリの一夜を明かした我々は、朝の露天風呂を楽しんでからのゆっくり登山である。それでも不案内な処では登山口に到るまでいつも難渋するものだ。由良駅裏を山の方に向かっている道、明るい色の国民宿舎を目指せばいい。由良神社の東側である。
この山は山麓から山頂まで森林があり日陰ばかりの山だから暑い時は実に有難い。山麓の数十年経過した杉林の茶色の目立つ樹林帯を、これは急角度で登り続ける。この山は東と西の峰があるが西が主峰である。合目の道標が実に正確に高度と共に立っている。
登山口午前9時25分、五合目10時5分、7合目午前10時25分、九合目が稜線で西峰と東峰への分岐点である。午前10時40分。先ず、最高峰である西峰を目指す。途中に宮津湾のビューポイントがある。天の橋立がきれいに見えた。きれいな島々も展望できる。西峰到着 午前11時、ここで10分休憩して東峰へ引き返す。午前11時半東峰到着。東峰は展望がいい。天の橋立は見えない。虚空蔵菩薩が祭ってある。途中に軽食をとり下山午後12時43分。下山途中に素晴らしい企画力と柔軟な頭脳を持つ親友が、依遅ガ尾山に行くと言い出して吃驚する。温泉入浴と思い込んでいた。実現してしまうのだから我々は元気なものだ。ウツボ草、シモツケ草、シモツケの木もあるとは友の言葉であった。