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ドーピングとは

1-1.「ドーピング」の語源 

「ドーピング(doping)」の原語は「ドープ(dope)」からで、この言葉の語源は、アフリカ東南部の原住民カフィール族が祭礼や戦いの際に飲む強いお酒"dop"とされています。これが後に「興奮性飲料」の意味に転化し、さらに「麻薬」という意味で用いられるようになりました。


英語の辞書に「ドープ」が初めて載ったのは1889年のことで、「競走馬に与えられるアヘンと麻薬の混合物」と説明されています。つまり、この当時のドーピングの対象はヒトではなく、ウマでした。いずれにしても、「薬物を使用すること=ドーピング」というわけです。


一般的にドーピングとは競技に勝つために薬物を使用することと考えられていますが、実際こうした意味でのドーピングの歴史は古く、既に古代ギリシャ、ローマ時代の勇者がコカの葉を噛んで競技に出場したといわれています。これは競技力の向上というよりも、幻覚作用などを利用して精神の高揚を図ったものでしょう。また、同じような目的の麻薬使用は宗教儀式にもみられます。現在でも、中南米やアフリカの土着宗教・呪術(例えば、ヴードゥー教)に麻薬が重要な役割を果たしているとされています。



1-2.「薬物乱用」と「ドーピング」の違い 
麻薬というとまず「薬物常用」「薬物乱用」といった犯罪行為が思い浮かびます。医学的に必要のない不正な薬物使用という意味で似通った点はあるものの、これらの場合には「Doping」ではなく、通常「Drug abuse」と呼びます。スポーツ競技における不正な薬物使用を特に「Doping」と呼んで区別しているのです。



■薬物別解説/ヘロイン 
けしから採取される生あへんにはモルヒネ、コデイン等のアルカロイドを含有する。ヘロインの化学名は塩酸ジアセチルモルヒネであり、塩酸モルヒネを無水酢酸で処理製造される。

1874年にイギリスの化学者によって、モルヒネから初めて合成された。その後、ドイツの製薬会社が「ヘロイン」という販売名で咳止め薬として発売したものである。密造されるヘロインは、白色、灰白色から褐色まで、粒の細かい粉末から荒い粉末まで様々である。我が国では戦前までは医薬品として使用されていたが昭和20年に医療目的の使用が禁止されていた。 
薬物別解説/コカイン 
 コカインはコカという灌木の葉が原料です。原産地は南米で、古代から貨幣と同様に扱われる貴重な植物でした。後にヨーロッパでコカの葉から独自のアルカロイド成分・コカインが分離され、麻酔薬として使われるようになりました。 
 コカインはごく少量でも生命に危険な薬物です。主に鼻の粘膜から吸いこんで摂取するため鼻が炎症を起こし、肺も侵されます。この麻薬のもっとも特徴的な中毒症状には、皮膚と筋肉の間に虫がはいまわるような感覚が起こる皮膚寄生虫妄想というものがあります。また、脳への影響も大きく、痴呆状態となり人間として生きることそのものを放棄することになるのです。これらの他にも妊娠中のコカイン摂取が子供に及ぼす影響(コカインベービー)も重要な問題です。

大麻、マリファナ 
ヘンプ(日本語:麻または大麻)とは植物学的にカンナビス サティーバ エルとして知られている植物の一般的な英語(日本語)名です。この植物の特徴は多幸感と治癒力のある 特質を有するTHCと呼ばれる物質を2から20%含んでいることです。THCの豊富な大麻は「インド大麻」として知られており、 医薬のリクレーションのそして霊的 目的の為に主に二つの形態で使用されます。乾燥した葉と花(「マリファナ」)としてか、圧縮した樹脂と粉にした植物原料(「ハッシッシ」)としてです。煙を吸入するか食べるかして使用します。中国とエジプトでは少なくとも五千年の間、大麻は薬として使われています、そして大麻はおそらく世界の中でもっとも徹底的に調査・研究された薬の一つです。



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