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成長期のスポーツ障害
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ー鉄欠乏のメカニズムー
鉄分は腸管からの吸収が悪く、発汗と共に大量に体外へ出てしまうので夏場は特に鉄欠乏に陥りやすくなります。また、慢性の脱水のためいわゆる夏バテを起こした時は、食欲低下してさらに鉄の摂取量が減少し鉄欠乏を増幅します。 競技者のパフォーマンスを維持する為には、血液ヘモグロビンを、男子は14g上、女子は12g以上が必要です。
ー検査方法ー
赤血球数、ヘモグロビン、血清鉄、フェリチン、ついでに肝機能、CPKなどを測定しましょう。いつも同じ医療機関でスポーツ診療が得意な診療所を選びましょう。
ー検査頻度ー
体調の悪い時はその都度。
中長距離、マラソン選手は2ヵ月毎、それ以外は4ヵ月毎。
大事な大会を目標にして2ヶ月前から2週〜4週毎などが薦められます。
ー治療ー
鉄剤の内服、鉄剤の注射です。内服により、凡そ2週間程度でヘモグロビンは改善傾向を見せます。貯蔵鉄はその後漸増していきます。血液検査で経過を追って投薬を中止する判断をします。
ー栄養指導ー
鉄剤を含む食材を摂取するようしましょう。
ひじき、豚肉、レバーなど、たんぱく質の摂取もとても重要です。偏食しないようにしましょう。
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