maeta clinic maeta clinic maeta clinic maeta clinic maeta maeta 


インフルエンザQ&A

1.インフルエンザにかからないようにするには、どうすればいい?

インフルエンザを予防するには、
・予防接種を受ける→これが一番です
・栄養と休養を十分にとる
・人ごみを避ける
・適度な温度、湿度を保つ→ウイルスは湿気と暖かいところでは生きれません
・マスクを着用する
・手洗いうがいをする
といったことをおすすめします。



2.インフルエンザの治療法とはどのような治療法ですか?

インフルエンザウイルスの増殖を阻害するA、B型に共通な抗インフルエンザウイルス薬が開発され、吸入薬と経口薬、小児用のドライシロップが使用できます。
A型にのみ効果がある抗ウイルス薬の経口薬もありいずれも健康保険が適応されます。一般の薬局や薬店では買えませんので医師に処方してもらいます。「インフルエンザかな?」と思ったら、早めに医師の診断を受けましょう。



3.インフルエンザの予防接種をしたときの副反応は?

一般的に副反応は軽微です。接種局所の反応が主であり、 発赤、腫脹、疼痛をきたすことがありますが2〜3日で消失します。 発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などもまれに起こります。 極めてまれですが、死亡例の届け出もあります。 これまでの我が国での統計では、インフルエンザワクチンによる可能性があると 認定された死亡事故は、約2,500万接種あたり1件です。 卵アレルギーの人にはじんましん、発疹、口腔のしびれ、アナフィラキシーショックなどが 現れる可能性があります。



4.インフルエンザの治療法とはどのような治療法ですか?

インフルエンザウイルスの増殖を阻害するA、B型に共通な抗インフルエンザウイルス薬が開発され、吸入薬と経口薬、小児用のドライシロップが使用できます。
A型にのみ効果がある抗ウイルス薬の経口薬もありいずれも健康保険が適応されます。一般の薬局や薬店では買えませんので医師に処方してもらいます。「インフルエンザかな?」と思ったら、早めに医師の診断を受けましょう。



5.ワクチンを打ったのに”かぜ”をひいたのはなぜ?

インフルエンザのワクチンは普通の”かぜ”(普通感冒)に効果はありません。 しかし、ワクチンは健康な成人のインフルエンザに対する発症予防効果は 70〜90%と高い効果が認められています。 また、ワクチン接種は高齢者の死亡の危険を約80%減らすなど、重症化を 防止する効果もあります。



6.流行してから接種するのでは効果がないの?

接種してから効果がでるのに2週間ほどかかります。 少しでも抗体価が上昇していれば、症状がその分重くはなりません。
が、その間に感染する可能性はあります。



7.妊婦はインフルエンザの予防接種はできるの?

インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンで、 胎児に影響を与えるとは考えられていないので妊婦は接種不適当者には含まれません。 しかし、国内での調査成績はまだ十分に集積されていないので、 現段階では「予防接種によって得る利益が不明の危険性を上回るという認識が得られた場合」に 接種を行う、ということが適切でしょう。米国の報告では、妊婦が発症すると重症化し易いので、 もし接種するなら、妊娠のごく初期(妊娠13週前後まで)を除いた時期に行うのが望ましいとされています。 今のところ妊婦に接種した場合に生ずる特別な副反応の報告はありません。



8.授乳中にインフルエンザの予防接種はできるの?

インフルエンザワクチンは病原性をなくしたウイルスの成分を用いた 不活化ワクチンなので、母乳を介してお子さんに影響はありません。 また、母親がワクチン接種を受けることで、乳児にインフルエンザ感染の 予防効果はありません。 仮に授乳期間中にインフルエンザウイルスに感染した場合も、 このウイルスは主に気道系の上皮細胞で増殖するので、血液中にウイルスが存在することは極めて稀です。また、存在した場合でも非常に微量であると言われています。したがって、母乳中にインフルエンザウイルスが含まれ、母乳を介して乳児に感染を起こすことはほとんど無いと考えられます。



9.インフルエンザワクチンは鳥インフルエンザに効果があるの?

  鳥類のインフルエンザは「鳥インフルエンザ」と呼ばれ、 ヒトのインフルエンザウイルスとは違うウイルスです。 このうちウイルスの感染を受けた鳥類が死亡し、全身症状などの特に強い病原性を示すものが「高病原性鳥インフルエンザ」といわれています。
鶏、あひる、七面鳥、うずら、等が感染すると、全身症状をおこし、 神経症状(首曲がり、元気消失等)、呼吸器症状、 消化器症状(下痢、食欲減退等)等が現れ、鳥類が大量に死亡することもあります。このウイルスは特に腸管で増殖する点がヒトの場合と違います。



10.インフルエンザにかかったとき、解熱剤は使ってもいいの?

解熱剤には多くの種類があります。その中で、インフルエンザに罹っているときには使用を避けなければならないものがあります。代表的なものが、アスピリンなどのサリチル酸解熱鎮痛薬、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸です。別の人に処方された薬はもちろん、当人用のものであっても別の受診時に処方されて使い残したものを使用することは避けるべきです。また、市販の解熱鎮痛薬の一部にはアスピリンなどのサリチル酸系の解熱鎮痛成分を含んだものもありますので、自己判断せず、使用時にはかかりつけの医師によく相談してください。



11.インフルエンザにかかったら学校や職場に行かない方がいいの?

一般的にインフルエンザウイルスに感染して、症状がでてから3〜7日間はウイルスを排出すると言われています。健康な成人では、インフルエンザは通常2〜3日で熱が下がりますので、熱が下がっても一両日はうつす可能性が残ることになります。したがって、症状がでてから3〜7日間は他の人へうつす可能性が高いので、人の多く集まるところは避けた方が良いでしょう。学校や職場に行く場合はマスクをするなど、周囲の人へうつさないように配慮してください。

 学校保健法では、「解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としておりますが、「ただし、病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認めたときは、この限りではない」となっており、医師の裁量が認められております。また、職場復帰の目安については決まったものがありません。

 インフルエンザ罹患後には体力等の低下もありますので、以上のような点を考慮の上、いずれの場合も無理をせず、十分に体力が回復してから復帰するのがよいと考えられます。また、咳(せき)などの症状が続いている時に人の集まるところへ出て行く場合には、咳(せき)やくしゃみをする際には必ずハンカチやティッシュで口元を覆う、あるいはマスクをするなど、周囲への配慮(レスピラトリー・エチケット)が望まれます。



12.インフルエンザワクチンの接種は効果があるの?

インフルエンザワクチンの接種を行うことで、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待できます。このワクチンの効果は、年齢、本人の体調、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれている株の合致状況によっても変わります。ワクチンの接種を受けないでインフルエンザにかかった65歳以上の健常な高齢者について、もし接種していたら約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったと報告されています。特に65歳以上の方や基礎疾患がある方(気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症(免疫抑制剤による免疫低下も含む)など)では、インフルエンザが重症化しやすいので、かかりつけの医師とよく相談のうえ、接種を受けられることをお勧めします。

 わが国のインフルエンザワクチンは、WHOが推奨したウイルス株を基本にして、日本の流行状況や流行前の健康な人が持っている免疫の状況などから予測して作られています。現在のインフルエンザワクチンには、A型2種類およびB型1種類が含まれており、A/ソ連(H1N1)、A/香港(H3N2)、B型のいずれの型にも効果があります。また、ワクチン接種による免疫の防御に有効なレベルの持続期間はおよそ5ヵ月となっていますので、毎年流行シーズンの前に接種することをお勧めします。

 なお、当然のことですが、インフルエンザワクチンの接種ではSARSはもちろん、他のウイルスによる「かぜ」(かぜ症候群)にも効果はありません。



13.インフルエンザワクチンはいつごろ接種するのが効果的ですか?

インフルエンザに対するワクチンは、個人差はありますが、その効果が現れるまでに通常約2週間程度かかり、約5ヶ月間その効果が持続するとされています。また、過去に同じ型のインフルエンザにかかっているか、ワクチン接種歴が有るか無いかにより、ワクチンの効果が現れるまでに差があると考えられています。多少地域差はありますが、日本でのインフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心になりますので、12月上旬までには接種をすまされることをお勧めします。

 2回接種の場合は、2回目は1回目から1〜4週間あけて接種しますので、1回目をさらに早めに接種しましょう。最も免疫を獲得する効果が高いのは、1回目の接種と2回目の接種間隔がおよそ4週間の場合とされていますが、体調不良などで1回目と2回目の期間が4週間以上あいたとしても、ワクチン接種の効果はありますので1回目からやり直す必要はありません。2回接種が必要な方は接種が可能になった時点で2回目の接種を受けておきましょう。また、逆に流行が始まっていて、2回接種を急いで行う必要がある場合には、不活化ワクチンですので、1週間以上あいていれば2回目の接種が可能です。

 インフルエンザの流行には地域性がありますので、全国的なインフルエンザの流行が始まっていても、地域によってはまだ流行していない場合もありますし、その逆に、全国に先駆けて流行する場合もあります。インフルエンザワクチンは接種してから免疫が出来るまでに約2週間かかることを考慮して、お住まいの地域で流行がピークになるまでに間に合うか間に合わないかを、地域の流行の状況をよく見て判断し、かかりつけの医師とご相談して接種をしてください。なお、インフルエンザは1シーズンに2種類以上の型が流行することがありますので、今流行している型には間に合わなくても、その後別の型が流行する場合はその型の予防を期待して接種をしておくのもよいと考えられます





トップへ
戻る



maeta clinic maeta clinic maeta clinic maeta clinic maeta maeta