(6)喘息で入院したら

 喘息発作で入院するのは大発作の時もありますが、やはり中発作がなかなかおさまらないときが多いです。そのような場合を想定して、私たちは喘息で入院するお父さんお母さんに次のような説明書を渡していますので紹介します。

喘息、喘息性気管支炎で入院される方へ

 以下の表は、上記の疾患で子どもさんが入院されたときの治療計画をご理解いただくために作成したものです。退院までの日数など、人の体は予定で決めたようにならないことも多いですが、目安として考えていただければ幸いです。


鳥取生協病院小児科


第1日目

第2〜5日目

第6〜7日目
入院治療が必要かどうかは子どもの呼吸の苦しさの度合い、脱水の有無などによって決まることが多いです。血液検査は病状を把握するために大事な情報となります。胸のレントゲン検査をする事もあります。 点滴注射をします。点滴は数日間つなぎっぱなしになります。気管支拡張薬を輸液ポンプを使って正確に点滴をします。症状により、ステロイド薬の静脈注射や抗生物質の点滴も一緒に行うこともあります。吸入もします。 薬が効いてくるにつれ、呼吸は楽になってきます。しかし、子どもの喘息発作ではかぜや気管支炎を合併していることが多く、咳や聴診上のゼーゼーがなくなるのには1週間近くかかる場合が多いです。 ゼーゼーのおさまり具合をみて点滴を中止し、飲み薬だけにします。さらに1日くらい様子をみてぶりかえしの兆しがなく、家で様子を見ても大丈夫の状態となれば退院です。 入院を要するような喘息発作のあとは、かなり長い間気管支が敏感になっており、ちょっとしたきっかけでゼーゼーがぶり返しやすくなっています。発作予防のための治療はきっちり続けてください。
点滴していても手はある程度動かすことはできます。 病状によっては入院数日後に検査をする場合があります。 病状によっては点滴を中止する前に検査をする場合があります。

おだいじに