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子供の喘息はどのような経過をたどるのでしょうか。
乳児のころ:カゼなどの感染にともなってゼーゼーという症状が起こるようになります。このころはまだ「喘息性気管支炎」といわれることが多く、はっきりと「気管支喘息」と診断されることはあまりありません。これは、この時期には喘息以外にもゼーゼーという症状を出す疾患が多いために、気管支喘息の診断をしにくいからです。
幼児期になると:カゼなどの感染に関係なくヒューヒュー、ゼーゼーという喘息特有の症状が出てくるようになります。つまりこの時期に喘息と診断されることが多いのです。小児の喘息は5〜6歳までにその80〜90%が発症します。
思春期になると:約70%の人は発作が起こらなくなってきます。だいたい30%の人は成人まで続くということですが、だいたい20%は軽症化しながら移行し、10%がそのまま持続して難治化するといわれています。
再発について
だいたい2年間、発作がなければ喘息が治ったといわれていました。しかし、治ったようにみえても、2〜3年後に再発してくることがあります。その率は20〜30%といわれています。成人になって再発する人が4%くらいいます。
思春期になって、喘息発作の起こる回数が減ってきても油断せずにきっちり通院してください。治療の中止、通院の中止は医師と相談の上で行うようにしてください。通院が大変なのはわかりますし、できるだけ薬は使いたくないという気持ちはわかりますが、自己判断で治療を中止し、思春期や成人になって救急外来で点滴を受けたり、入院したりといった人は決して少なくないのです。
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