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こぐま保育士学習会シリーズ |
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●体重に占める水分の割合体の水分はどうなっているの?
●年齢による体液区分の変化 (体重に対する%) ●乳児と成人の水分出納量の比較 ●年齢による熱消費量と必要水分量の変化 ●子どもの不感蒸泄量 ●年齢による腎機能(尿濃縮能)の変化 ●子どもの体液の特徴 1日に入れ替わる水分量が大人よりも大きい 子どもは摂取水分量の減少や水分排泄量の増加が容易に起こる 腎臓の働きが未熟で、体の中の水分を節約できない ●脱水になるとどのような症状が出るか ●子どもの維持水分量 ●病気の子どもに与える水分量は 軽症の脱水の時 喪失水分量は乳児で、体重1kgあたり50ml、幼児で30ml これに維持水分量を加えて計算する。 発熱の時 38度を超えたら1℃ごとに維持水分量を12%増しにするか、1日1kgあたり10mlの水分量を維持水分量に加える。 嘔吐・下痢のあるとき おむつの重さなどから便への水分喪失量を計算し、維持水分量に加える。 ●我が国で入手できる経口補液のための医薬品、商品 脱水の時には水と同時に電解質を補う必要がある。いろいろな商品が出されているので、うまく利用する。 ●どのようにして水分を与えるか 嘔吐していても少量ずつであれば、経口的に水分補給が可能なことも多いので諦めずに与える。 乳児にはスプーン、スポイド、注射筒などを用いて与えるのもよい。 与える量は好きなだけ与えてよいが、おおよその目安としては、乳児では母乳やミルクと経口補液剤を合わせて150mlくらい。 ●必要な水分量を計算してみよう 1日の維持水分量 体重10kgの小児・・・・1000ml 体重15kgの小児・・・・1250ml 体重20kgの小児・・・・1500ml 12時間睡眠時間があると仮定すると それぞれ、1時間に83ml、104ml、125mlの水 分を摂る必要がある計算になる。 これに発熱や嘔吐が加わると さらに多くの水分が必要になる。 ●健康な赤ちゃんへの水分補給 必要な水分は母乳、ミルク、離乳食で補給されているので、基本的には必要ない。 水分補給を考えるのは ①起床後 ②動き回って遊んだり、外出した後 ③食事中 ④入浴後 ●健康な赤ちゃんに与える水分は 基本的には塩分や糖分が含まれないものが良い。 具体的には ①湯冷まし(新生児からOK) ②水道水(6ヶ月くらいからOK) ③ベビー用麦茶、ベビー用ほうじ茶(生後1ヶ月頃からOK) ④果汁の絞り汁(倍に薄めれば2ヶ月からOK) ⑤牛乳(1歳を過ぎてから) ⑥野菜スープ(果汁に慣れてから) ●赤ちゃんに飲ませてはいけないもの 大人用イオン飲料(糖質が多い、浸透圧が高い) 炭酸飲料(糖分が多い、口当たりが刺激的) 緑茶、煎茶(カフェインが多い) 大人用100%果汁ジュース(糖質が多い、浸透圧が高い) 乳酸飲料(糖分が多く、虫歯の原因になる) ウーロン茶(カフェインが含まれている) ミネラルウォーター(国産品なら6カ月からOK。しかし外国産はミネラルが多すぎるのでだめ) ●誤った水分補給 イオン飲料でミルクを作る イオン飲料、スポーツ飲料と脚気 スポーツ飲料と虫歯 ●ペットボトル症候群の症例 症例 14歳男 1リットルパックのカフェオレや1.5リットルのペットボトルジュースを多飲し、糖尿病を発症。 甘いジュース類を多飲する習慣をつけると将来大変なことになるおそれがある。 ●乳児用イオン飲料の過剰摂取によるビタミンB1欠乏症の幼児例 1歳3ヶ月男児。全身浮腫と心臓機能障害で発症し、筋力低下と末梢神経障害のため寝たきりの状態となった。診断後、ビタミンB1の補充療法を開始し、臨床症状の急速な改善を見た。 本例は生後8ヶ月より乳児用イオン飲料を好み、汗をかいた後や入浴後に1日1〜1.5リットルを習慣的に飲用していたとのこと。 これは小児科の雑誌に載っていた症例。 病気が治ったら普通の水を飲めばよい。イオン水は病気でないときには与えてはいけない。 |
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