背中には煩悩の数だけ痛みの場所があります

2010325日付け

日本海新聞うさみみ「うさみみメディカル」寄稿をベースにまとめてみました。


【質問】

 先日から身体の具合が悪く、全身(血液、脳波、MRIなど)を調べてもらいましたどこも異常がないとのことです。背中に相当な痛みがあるのですが、どうすればいいのでしょうか?


鳥取ペインクリニック

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回答】

痛みに対しては、痛みを抑えることそのものが原因治療です。痛みを軽くすることを怠ると、「神経そのものが原因の痛み=神経因性疼痛」に陥ってしまい更に治り難くなります。早期から、痛みの強さに応じた段階的な治療をお受けになることを強くお薦めします。

 お悩みの背中の痛みは、痛みの強さと経過からすると、筋痛・筋膜性疼痛の他、脊椎由来の痛みかもしれません。中でも椎間関節や肋横突関節という脊椎の関節の痛みについては、検査にも出てこないことも多いものです。背中には「だるま落し」という古来からの玩具1個くらいの大きさの椎体という骨があり、12個縦に並んでいます。その椎体と言う骨1個について、左右上下背面10箇所の関節があります。クッションの役割がある上下の椎間板は、椎体の上下を数える時に重複しますので椎体1個で9箇所つまり12個すべて合計すると、9個所X12個=108個・・・これは大晦日に、聞くあの、煩悩を省みる108つの鐘と同数なんで一つ一つの関節の痛みも含めて調べて見てもらってはいかがでしょうか。