ゴジラ対自衛隊 〜映画の中の自衛隊〜

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2017年 美保基地航空祭で撮影した写真





C-2輸送機

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 C-2輸送機。美保基地には第3輸送航空隊が置かれ、日本海側の物資の輸送の拠点となります。C-2は、国産輸送機のC-1輸送機の後継機として開発され、今年の3月28日に美保基地に3機が配備され、運用試験が行われています。今回は、その試験・訓練の一部が公開されました。



F-2戦闘機

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 美保基地は戦闘機部隊は配備されていませんので、写真のF-2戦闘機は福岡県の築城基地に配備されている第8航空団から飛んできたものです。10分少々でしたが、高い航空性能を見せてくれました。望遠レンズでいっぱいに寄せて撮った写真。構図とか何も考えずに撮影しましたが、やっぱり格好いいですね。



救難訓練展示

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 海上保安庁の救難機と救難員が救難訓練の様子を披露してくれました。使用している救難ヘリの『みほづる』は中型双発機のアグスタウェストランド AW139。優れた性能を誇る機体と、高い技術を誇る海上保安庁の救難員による救難訓練。いざというとき頼りになるなぁと思いつつ、空自の救難が使っている大型多用途ヘリのUH-60Jに比べるとちょっと見劣りするなぁと失礼なことを思ったり。



装備品展示

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 近くの陸上自衛隊からも特殊車両が来ていました。写真は87式偵察軽快車。倉庫の中に置かれているため、外からの光の加減でこんな風にシルエットになって見えましたので撮影してみました。お父さんが子供たちを車両の上に載せています。この後、お母さんも登ってきて、一緒に記念撮影していたみたいでした。



装備品展示

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 少し、時間が空いた時にぶらつきながら倉庫に置かれたC-2輸送機を撮影。C-2は今年3月28日から美保基地に置かれた機体です。これまでの美保基地の主力である国産のC-1輸送機と並んで切るのを見るとずいぶん大きくなったのが分かります。この日も隣に並んで置いてあったのですが、並べて撮ると何だか小さな画になってしまいましたので、C-2だけをアップで。



高尾山レッドクラブ

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 島根県松江市に所在する航空自衛隊高尾山分屯基地の隊員たちによる高尾山レッドクラブの演技。高尾山分屯基地には第7警戒隊が置かれてます。その隊員たちで構成される高尾山レッドクラブは、F-22を模したカウルを被せた自転車で迫力ある二次元アクロバット走行を披露してくれます。毎年、美保基地航空祭で披露してくれていますのでお馴染みになっていますが、実際やるのは大変だろうと毎年思います。それを何でもないように、軽妙な雰囲気を作りながら演技をするのは流石です。



YS-11ラストフライト

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 引退する美保基地所属のYS-11・152号機の引退飛行。YS-11は戦後初めての国産旅客機であり、民間では全ての機体が退役しています。自衛隊にわずかに残った内の152号機が退役となり、美保基地での一般の人へのラストフライトが行われました。昭和40年に就航した機体であり、人員輸送機としては152号機が最後になります。フライトを終えて着陸態勢に入る機体に手を振る人たち。152号機は翌29日に愛知県小牧基地へ飛び、そちらでのラストフライト、セレモニーが行われたそうです。



YS-11ラストフライト

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 ラストフライトを終えて戻ってきたYS-11・152号機を消防車2台による放水のアーチで出迎え。昭和40年3月に就航した機体ですので、実に50歳以上。航空機としては老齢の機体です。人員輸送機として要人の空輸を行い、天皇陛下が搭乗したこともあったとか。退役後は、今年11月に開業予定の「あいち航空ミュージアム」に展示予定となっています。



ブルーインパルス

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 航空自衛隊の目玉といえばやはりブルーインパルスによるアクロバット飛行。美保基地航空祭は例年五月末の開催ということもあり、雨の時期に重なり、飛ばなかったり、飛んでも天候が悪く編隊飛行までだったり、ということが多いのですが、今年は晴天に恵まれ、青空にくっきりと映えた青と白のT-4の機体と白いスモークが印象的。もちろん、パイロットの高い技量があってこそのアクロバット飛行です。それ以上に、この距離でこの飛行ができる勇気がすごい。



ブルーインパルス

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 編隊を組んだブルーインパルスが正面を通り過ぎていくのを見送る人たち。隊列を乱さずに整然と進んでいくのを観客たちが首を上げて見守ります。自分もブルーインパルスの動きに合わせてレンズで追いかけますが、速すぎてなかなかついていけない。まだまだ上達が必要です。



ブルーインパルス

▲ 撮影機種 E-M1 MarkU

 美保基地航空祭では例年ブルーインパルスが飛行し、その雄姿を見せてくれます。今年はよく晴れた天気で、全てのアクロバット飛行をやり遂げ、例年以上の人出の中で帰投してきました。着陸し、駐機場に戻ってきたブルーインパルスのパイロットたちを手を振って迎える観客たちと、それに応えるパイロット。東日本の震災の後はしばらくブルーを見ることができませんでした。ブルーインパルスが見えるのは、世間では色々なことがあれど平和な証拠。来年も見られることを期待したいですね。

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