. . フィリップの「井戸掘り日記」、第一のシリーズ「ダビデの生涯」に学ぶが終わりましたので、今回から第二のシリーズ「ダビデの詩篇」と題して、ダビデによる詩篇から水を汲みます。
「ダビデの詩篇」 に学ぶ : 第 8 講
■ 今日の「井戸掘り」

 . . 「地にある聖徒たちには威厳があり、私の喜びはすべて、彼らの中にあります。」.        詩篇16:3〜5 

  ■ 井戸を掘りましょう:

. .私たちの信仰の真正性は、私たちの主に対する態度と共に、主の民への態度によって決まります。ダビデは「主は、私へのゆずりの地所、また私への杯です」(5節)と言いましたが、同時に「地にある聖徒たちには威厳がある。」とも言っています。これが前者の告白のみで、後者が伴わなかったら問題です。

. .最近、教会での交わりを煩わしいと考えて、主イエスに対する信仰は持っていると言うものの、教会の交わりを避けるタイプの信仰者が増えています。このような人々にとっては「地にある聖徒たち」は、威厳も親しみも少しも感じられないのです。孤立したクリスチャン、奇妙なことですが、そのようなクリスチャンを見かけます。

. . 完全無欠な神、神がそのようなお方であることが頷ければ、その方に依り頼むことは容易なことでしょう。しかし、人は例え信仰者であっても完全無欠ではありえないのです。心に聖霊による愛をそそがれても、なお、過ちを犯しやすいのが人としての存在です。私たちは様々と欠点を有しています。それでもキリストの血によって贖われた者として、神の家族の一員とされたのです。そのような仲間のクリスチャンとの交わりを煩わしいと思う思いに落ち込むことは避けなければならないでしょう。

. . ダビデと同様に「地にある聖徒たち」の中に威厳を見て取って、彼らを愛し敬うことができますように。同信の友、主にある兄弟姉妹との交わり・コイノニアが楽しいものとなりますように。お互いの欠点を乗り越えて、励ましあい、助け合うことが出来ますように。

高知県・越知町の大樽の滝


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