. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第139講
■ 今日の「井戸掘り」
「私の目を開いてください。私が、あなたのみおしえのうちにある奇しいことに目を留めるようにしてください。私は地では旅人です。あなたの仰せを私に隠さないでください。」 詩篇119:1〜176B
■ 井戸を掘りましょう:
「私は地では旅人です。」そうです。地上の生涯は旅路なのです。旅をするとき、案内書があれば、迷うことがありません。同様に、人生の旅路でも、信頼できるガイドブックが必要なのです。それが、主の仰せ・主の戒め・主のことばです。
多くの人は、聖書・神のみことばというガイドブックが備えられていても、それに目を留めようとはしないで、様々な書物に触れ、様々な人々と接し、書物から学んだこと、人々から教えられたことを継ぎ合わせて自分なりの地図を作り上げます。結婚や家庭形成に関しては、あの哲学者の意見、経済問題では、あの政治家、道徳問題では、あの知識人と、、、自分お心に響いた様々な人々の、様々な意見・人生哲学を寄せ集めて、自分の生き方のガイドブックとします。しかし、そのような寄せ集めの知識から造った、人生の地図は継はぎだらけで、折々、筋が通らないことがあります。いざという、人生で最も大切な時に、誤った道を示すことがあり、継はぎだらけであるゆえに、行くべき道さえ明瞭でない場合もしばしば起こるのです。
この詩篇の作者は、そのような継はぎだらけの地図には頼りませんでした。彼がガイドブックとして選んだのは、神のみことばだったのです。道徳観も、結婚観も、金銭問題も、人生のあらゆる問題に、一貫した姿勢・あり方を示してくれるガイドブックです。