. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
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「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第56講
■ 今日の「井戸掘り」
「ほむべきかな。神。主、イスラエルの神。ただ、主ひとり、奇しいわざを行なう。とこしえに、ほむべきかな。その栄光の御名。その栄光は地に満ちわたれ。アーメン。アーメン。」 詩篇72:1〜20A
■ 井戸を掘りましょう:
ダビデには多くの王子がいました。アムノン、キルアブ、アブシャロム、アドニヤ、シャファテヤ、イテレアム、シャムア、ショバブ、ナタン、そして、ソロモン、更に、7人が名を連ねています。合計17名です。こうしてみますと、ソロモンは、第10子でした。
しかも、ソロモンは、ウリヤの妻であったバテシバの子です。ダビデとバテシバとの正しくない関係のゆえに、この2人の間に生まれた子、ソロモンの兄となるべき子は、主の裁きのゆえに幼くして亡くなりました。このようにして、不義に対する裁きは既に執行されていたとは言うものの、ソロモンは、ダビデとバテシバとの間に与えられた子なのです。ダビデ王の後継の王となるということは、人間的には難しいことでした。
しかし、主のみこころは、このソロモンが後継の王として、イスラエルを治めることであって、他のすべての兄弟を差し置いて、ソロモンは後継の王に指名されます。正に、主による「奇しいわざ」ではなくて何でしょうか。主の御思いは、人の思いと大きく異なるのです。