. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第6講
■ 今日の「井戸掘り」
「なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。」 詩篇2:1〜12
■ 井戸を掘りましょう:
なぜ人々は無神論に走るのでしょうか。20世紀の無神論哲学者・バートランド・ラッセルの場合、神学校にまで行きながら、祈りが応えられなかったことをもって、神の存在を疑い、また、否定するようになったと聞いています。
この詩篇には、冒頭に「なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか」と詰問されています。なぜ人は、創造主である神に背を向けて生きようとするのでしょうか。
聖書は、最初の人アダムの堕罪が、その原因だと教えています。そのとき以来、アダムの子孫である人の心には、生まれながらに宿る「罪」があって、人を神に背かせ、罪の道に走らせるからだと言うのです。
自分自身の過去を振り返ってみても、神話をそのまま受け入れた軍国少年から無神論者・宗教嫌いへ、無神論者から不可知論者へ、そして、不可知論から実存主義的な神への反抗・神からの独立宣言へと進んでいったのを想い起こします。生まれながらの内なる罪がなせる業でることを認めざるを得ません。