. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第78講
■ 今日の「井戸掘り」
「なんと幸いなことでしょう。その力が、あなたにあり、その心の中にシオンへの大路のある人は。」 詩篇84:1〜12A
■ 井戸を掘りましょう:
この詩篇の第二の「幸いなるかな」です。神の臨在の場所に住まいを見出した者の幸いに次いで、神に力の源を見出した者の幸いが歌われています。
人生における私たちの活力は、何処にありますでしょうか。富が蓄えられていることに、人生の活力を感じている人は少なくないでしょう。また、権力の座に着いているときに、そのような人生の力を意識する人も少なくありません。その他、この世では、稀な才能や生まれつきの運動能力の高さなどが活力の源となっていることでしょう。
この詩篇の作者は、その力が、神にある人は幸いだと詠います。また、その「心に中にシオンへの大路のある人」は幸いだと。「シオンへの大路」とは、神の臨在の場所への路のことです。そのような人は、ことある度毎に、神に心を向けてその助けを仰ぎます。彼らの力の源は神ご自身なのです。
このような人は、彼らの人生で「涙の谷を過ぎる」こともあるでしょう。しかし「そこを泉の湧く所」に変えてしまいます。そして、めげることなく「力から力へと」進んでゆくのです。彼らは、どのような試練にも打ちのめされることがありません。彼らこそ、世に勝つ者たちなのです。