三たび加藤紘一ずる

加藤紘一氏が、自民党総裁選に負けた時、日本海新聞の潮流に寄稿したことがある。あれが派閥の領袖か、政治家も実にお粗末になったと感じたものだ。彼を担いだ政治家が不思議でならない。現財務大臣の谷垣は未来を背負うと思ったが、あの時に泣いた、もう駄目男と痛感した。財務大臣になったが、毒にも薬にもならぬ気骨の無い公家型で宰相の器ではない。
加藤は、まあ、敗退して静かにしているかと思いきや秘書の脱税事件から
こそ泥棒のように自分のマンションに政治資金を使用して刑事事件を免れ、これで彼も政界引退かと思った。総理を狙う人間のすることではない。
加藤が議院辞退の、山形県の衆議院補欠選挙で寒河江氏が落選した。これは、加藤氏が去年の衆議院で立候補する為との説があった。加藤氏は本気で寒河江候補を推薦しなかった。
了見の小せえ奴だね加藤は。本当に、これだけで加藤はたいした人物でないと分かる。これは昨年当選した事実で証明された。

更に、自分の脱税が恥ずかしくないのか。
政治家というのはなんと破廉恥な人間であろうか。あれらは国家国民の利益とか国益とか毛頭考えない連中だ。自分の事しかないのか。中国語と英語ができるとかは本質的な問題ではない。語学は手段に過ぎない。人間味もないのは田中真紀子レベルだ。東大卒とか、それがどおしたのか。国家国民の為にならなければ、大きな面をして欲しくないものだ。情けない、日本の政治屋ども。そう言えば鳥取県の相沢議員は落選したが、彼も大蔵事務次官までやりながら、数億も脱税して平気で議員をしていた年寄りもいるのだから、官僚上がりも相当なもんだ、鉄面皮は政治家の資質かも知れぬ。
加藤は、去年の選挙で当選した。鉄面皮とはこのことだ。もう過去の男と思ったがね。それが、昨日はイラク派遣反対とテレビで放映した。マスメディアが反小泉総動員しているのに利用されたのであろうが。
政治とは、そんなにいいものか。彼は中国シンパだし、総理に絶対にしてはならぬ、しても何も出来ない人物だとは証明されている。こんな、つまらぬ人物を当選させる県民とかシンパの同僚政治家は、
見下げていいのではないか。国民をバカにしている。
平成16年1月11日 徳永圀典