月山(がっさん) 山形県鶴岡市 日本百名山

月山(がっさん)、この山には格別の思い入れがある。本ホームページのプロフィルで紹介したように、月山は関西百名山を全山登頂してから皆でこの霊山・月山に登頂しようとしたものである。(平成9年11月に決意だから今年で9年目)。
有為転変は世の習いの通り、いつの間にかその決意も自壊し、遂に私のみが関西百名山を完全に制覇し、そして当初の誓い通り、今回晴れて出羽三山の登頂達成したのであり感慨無量である。これは自分が健康であったことは勿論だが、親友の偉大な激励と協力がなくては叶わなかったものである。改めて、ここに親友に対して深甚なる感謝を申しあげたい。有難う、友よ。
平成19年8月5日

ポイント 歩行タイム 休憩タイム ポイント概況
鶴岡の宿 4:57 タクシー活用
随神門 5:15 大鳥居を過ぎてこの門より入る。 鬱蒼たる大杉の樹林帯、羽黒山の杉並木。
爺杉 5:20 0:05 樹齢千年以上の大木。
五重塔 5:23 0:03 平将門の建立という。 国宝である。
羽黒山
414米
6:05 6:10 0:42 0:05 出羽三山神社。海抜414米 著名な鏡池は蓮で埋まっていた。
月山八合目
1403米
6:53 7:00 0:50 羽黒山神社からここからタクシーで行く。 既に多くの登山者がいた。下山している人々もいる、白装束の信者が目立つ。
御田原参篭所 7:10 7:15 0:10 0:05 ここは霊場だと改めて思う。 だが、大峯山のような緊迫した霊場の雰囲気はない。行楽的な気分が横溢。
一の岳
1670米
8:10 0:55 淡々と延々と石の上を歩く、周囲は野草、だが花は少ない、 湿原であろうが、意外と花は見られない。
たたみ石 8:18 0:08 兎に角、石の上を歩く。 まあ歩き易いといえる。
仏生池小屋 8:30 0:12 唯一の休憩場所。やがて行くと右前方に月山かと思える山名は「おもわせ山」海抜1828米で似ている。 大阪のツアー登山客が数十人いた。
月山 
1984米
9:45 10:30 1:15 0:45 遂に到着、だが厳粛な雰囲気はない。ハイキング程度の山になっているのではないか。 お祓いを受けるが、何か厳粛なものがない。神道の、簡素・質素が欠けている。何か通俗的なものになつている。
月山三角点 10:40 0:10 下山開始後気づく。山頂の小屋の大きく後方にあった。 山頂の手前であり最初に三角点確認が合理的。
牛首 11:24 0:44 暑い中、石ころばかりの道を下る。やたらと登山する人が多い。 金姥ケーブルからの老荘青の登山者である。湯殿山からの登山者はなきが如く。
金姥 11:40 11:50 0:16 0:10 兎に角暑い、気温は36度くらい。 猛烈に暑く、頭の後ろが焼けるようだ。
装束場 12:30 0:40 手前の谷川で冷水を浴びる。
月光坂 12:40 0:10 流石は、きつい下りである。 多くの鉄梯子があり懸念はないが一気に下るのである。
湯殿山神社 13:08 13:40 0:28 0:32 遂に、湯殿山神社ご神体を拝礼。 語る勿れ、云う勿れ。だから私も描写しない。
湯殿山駐車場 13:45 14:15 0:05 0:30 ここから湯殿山ホテル前までバスが定期バスがある。赤の大鳥居は巨大で圧倒される。 依頼すれば適宜ホテルままで送ってもらえる。有難いことである。湧水の冷めたいのを友が見つけて飲む。これで熱気が解消した。
湯殿山ホテル前 14:20 14:20 0:05 ここから通常は高速バスがある。 山形へと連絡している。
総時間
9時間5分
休憩時間
2時間57分
実歩行時間
6時間08分