みるくビレッジ CO-OP牛乳産直交流協会
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美歎牧場の歴史

美歎牧場の周辺地図

美歎牧場に流れる、
万葉の息吹

JR鳥取駅から約12km(車で約20分)、南東に向かうと「美歎牧場」があります。岩美郡国府町美歎地区の、標高300〜350mのなだらかな丘陵地帯。自然と人の手が融合した「里山」です。牧場からは鳥取平野と日本海が一望でき、よく晴れた日には遠く島根県側に、雲に浮かぶ伯耆(ほうき)富士・大山も見えます。
「国府町」はその名が示す通り、遠く万葉の時代に大伴家持などが国主として赴任した因幡の国の「国庁」がおかれた所であり、一帯には多くの遺跡遺構も残されています。当時の丘陵地帯は、炭焼き場や家畜の草刈り場としても利用されていたと考えられ、近隣には往時の寺院跡を偲ばせる「比丘尼(びくに)屋敷」などの地名も残されています。

酪農家の手作りです

この古い歴史の地の草刈り場が、地元の人々により家畜の共同飼育場として利用されだしたのは1950年代から。1970年から鳥取県畜産農協(当時の農事組合法人東部乳牛生産組合)が地元から永年賃借し「美歎牧場」と命名、乳牛の子牛共同育成牧場として利用を始めました。
京都生協に大山乳業の牛乳が届くようになったのもこの年、1970年から。京都生協にとっては「産直第一号」でした。
約30ヘクタールでスタートした牧場用地は、その後1974年〜1978年の間に補助事業として約15ヘクタールの草地造成をし、以来毎年、酪農家の共同作業によって少しずつ整備を続けながら今日にいたっています。美歎牧場の最大の特徴は、お金をかけず、自然との調和を最も大切にしています。酪農家みんなの手作りの牧場だということです。

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CO-OP牛乳10周年で
「コープ美歎牧場」に

1979年、大山乳業と京都生協との「CO-OP牛乳」産直は10周年を迎えました。これを機会に、京都生協と大山乳業農協・鳥取県畜産農協の交流の場である美歎牧場を、“コープ牧場”として位置づけました。鳥取県畜産農協と京都生協が、「美歎牧場」で育てられた安心安全で新鮮な牛肉について産直提携し、この年から「CO-OP牛肉」として供給を開始。名称も新しく「コープ美歎牧場」と命名しました。