. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデの生涯」 に学ぶ : 第21講
■ 今日の「井戸掘り」

 . . 「翌日、ペリシテ人がその殺した者たちからはぎ取ろうとしてやって来たとき、サウルとその3人の息子がギルボア山で倒れているのを見つけた。」. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .サムエル第一・31:1〜13

■ 井戸を掘りましょう:

. .サウル王とその王子ヨナタンの、戦いの最中での壮絶な最後の場面がここにあります。イスラエルの最初の王として選ばれたサウル、人間的には有能な人物でありながら、最後にはその不服従のゆえに、主である神から見放されてしまった人物の最後がここに描かれています。この地上に生きる限り、肉体の死は誰にとっても免れ得ません。誰もが通る道です。しかし、もし、サウルに過去における不服従がなかったならサウルは異なった生涯の閉じ方をしたことでしょう。ここに記されているサウルの戦いの最中での死は、彼の不服従の悲劇的な結果でした。

. . 敵のペリシテは、サウルの亡き骸を取って、それを辱めようとしました。しかし、ヤベシギレアでの人々は、サウルの亡き骸を鄭重に葬ったのでした。神に見捨てられた人の死であっても、決してその死を軽んじてはならないことを学びます亡き骸を辱めることは、非人道的で許されません。

. .サウルはこの世から去りました。しかし、ダビデは直ちにイスラエルの王となった訳ではありません。それには尚7年と言う歳月があります。イスラエル全土の王なる前に、7年間のユダの王としての期間があるのです。主である神のみこころの成就は確かですが、人間的な観点から見るとなんと悠長なものでしょうか。私たちは、この7年が待てないで不信仰に陥り、神に対して不平を鳴らすことがしばしばあります。「神がその約束を成就するのが遅い」と言って、です。

. .「主よ。私の心をその不信仰から救い出してください。そして、あなたの時が来るのを静かに待ち望む信仰と忍耐とをお与えください。

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. ダビデの生涯/0021: 「突然に臨む死の時」
. ダビデの生涯/0020: 「」
. ダビデの生涯/0019: 「」
. ダビデの生涯/0018: 「」
. ダビデの生涯/0017: 「」
. ダビデの生涯/0016: 「繰り返し襲いかかる試練」
. ダビデの生涯/0015: 「信仰者の人間関係」
. ダビデの生涯/0014: 「信仰生涯における試練と忍耐」
. ダビデの生涯/0013: 「みこころを求め続ける生涯」
. ダビデの生涯/0012: 「人・悲しい存在」
. ダビデの生涯/0011: 「二つのタイプの指導者」
. ダビデの生涯/0010: 「信仰者と偽りのことば」
. ダビデの生涯/0009:「真の愛は行動する」
. ダビデの生涯/0008:「みこころの成就のタイミング」
. ダビデの生涯/0007:「成功と人々の反応」
. ダビデの生涯/0006:「信仰によって結ばれた友情」
. ダビデの生涯/0005:「技術を支える心の状態」
. ダビデの生涯/0004:「人々の誤解・無理解に直面して」
. ダビデの生涯/0003:「変化する環境への順応」
. ダビデの生涯/0002:「主がこの人とともに」
. ダビデの生涯/0001:「人・霊的な存在」


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