このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
■ 今日の「井戸掘り」
. . 「アブネルはダビデのところに使いをやって言わせた。『この国はだれのものでしょう。私と契約を結んでください。そうすれば、私は全イスラエルをあなたに移すのに協力します。』ダビデは言った『よろしい。あなたと契約を結ぼう。しかし、それには一つの条件がある。』」. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .サムエル第二・3:6〜21
■ 井戸を掘りましょう:
. .主である神のみこころの成就は、思わない方向からやってくるものです。ダビデの場合、ダビデに対して最も敵対的だったサウルの家の将軍アブネルの突然の変心が、それをもたらしました。ひょんなことからのサウルの子イシュ・ボシェテと将軍アブネルとの仲違い、それが契機となったのでした。
. .私たちは神の真実さを信じるが故に、神の知恵を見損なっていることがないでしょうか。神はそのお約束を必ず果たしなさる、そのように強く確信するのは良いことですが、確信が強いだけ、神のみこころの成就への期待も大きくなります。主である神がどのように働かれるのか、神の知恵の豊かさに対する信頼がないと、待つことをしないで自分でみこころの成就のときを来させようとしてしまいます。
. .ダビデのように、神ご自身が生き働いて思わない人を通して事を成し遂げられるのをじっと待つ信仰が必要です。自分を神よりも賢いものとして、神の知恵に依り頼むことを忘れてしまってはなりません。主にすべてを委ねて待っていると、主は、私たちが願うより思うよりもっと優れた方法でことを運ばれることを学びましょう。
. .主である神は、起こり来る様々な出来事の背後にあって働かれるだけではなく、様々な人の心に働きかけてそれらの人を動かし、みこころの成就に向けて動員なさる方です。主である神はどのスイッチを押せば、どの歯車が動き出すのかを良くご存知です。主の働かれる道は、正に神秘なのです。
☆. ダビデの生涯/0027:「日常生活の後への影響」
☆. ダビデの生涯/0026:「人々を動かされる神」
☆. ダビデの生涯/0025:「時代環境の感化・影響」
☆. ダビデの生涯/0024:「状況判断の的確さ」
☆. ダビデの生涯/0023:「神のご嘉納と人々の受諾」
☆. ダビデの生涯/0022:「愛する者の死に接して」
☆. ダビデの生涯/0021:「神の時計と人の時計」
☆. ダビデの生涯/0020:「試練から来る悩みの克服」
☆. ダビデの生涯/0019:「人の評価と主の摂理」
☆. ダビデの生涯/0018:「霊媒・死後の世界との交流は可能か」
☆. ダビデの生涯/0017:「信仰の動揺、信仰の衰退」
☆. ダビデの生涯/0016:「繰り返される信仰の試練」
☆. ダビデの生涯/0015:「信仰者と人間関係」
☆. ダビデの生涯/0014:「信仰の試練と忍耐」
☆. ダビデの生涯/0013:「みこころを求め続ける生涯」
☆. ダビデの生涯/0012:「人・悲しい存在」
☆. ダビデの生涯/0011:「二つのタイプの指導者」
☆. ダビデの生涯/0010:「信仰者と偽りのことば」
☆. ダビデの生涯/0009:「真の愛は行動を伴う」
☆. ダビデの生涯/0008:「みこころの成就のタイミング」
☆. ダビデの生涯/0007:「成功とその反応」
☆. ダビデの生涯/0006:「信仰によって結ばれた友情」
☆. ダビデの生涯/0005:「技術を支える心の状態」
☆. ダビデの生涯/0004:「人々の誤解・無理解に直面して」
☆. ダビデの生涯/0003:「変化する環境への順応」
☆. ダビデの生涯/0002:「主がこの人とともに」
☆. ダビデの生涯/0001:「人・霊的な存在」