. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデの生涯」 に学ぶ : 第29講
■ 今日の「井戸掘り」

 . . 「ダビデは30歳で王となり、40年間、王であった。ヘブロンデ7年6ヶ月、ユダを治め、エルサレムで33年、全イスラエルとユダを治めた。」. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .サムエル第二・5:1〜12

■ 井戸を掘りましょう:

. .ダビデが、サムエルによって王しての油注ぎを初めて受けたのは10代の後半であったでしょう。そして、その神のみこころが実現したのが30歳だったという事は、主のみこころの成就を待ち望む期間が10年以上、15年近くに亘って続いたことを示しています。私たちは、主のみこころの成就を待ち望んで、10年もの歳月を信仰によっていき続けることが出来ますでしょうか。

. .待望の期間は長かったことでしょう。しかし一旦、主のみこころが成就すると、ダビデは待ち望んだ期間よりずっと長い期間、全イスラエルの王として君臨することを許されたのです。彼の統治期間は40年に亘ったと記されています。神を人の時計で測ることをしてはなりません。むしろ、神の時計の動きを、私たちは学ぶべきでしょう。

. . この章の後半の出来事は、ダビデが王となっても傲慢にならないで、依然として、主のみこころを求め続けたことを証しする記事があります。特に、19節、23節を比べて読むのは大変興味深いことです。同じような情況にありながら、主のみこころの指さしは一回一回異なっていました。初めは「上れ」(19節)と語られ、次には「上って行くな」(23節)と指示されたことを見出します。

. .私たちは主のみこころに対していかに敏感であるべきでしょうか。信仰生涯において「以前こうだったから、、、」という思い込みから行動することは危険です。その度そのたびに主のみ前に静まって、主の、そのときのみこころが何処にあるかを尋ねもとめる生きた信仰の営みが必要です。信仰お中心は、何をするかにあるのではなく、主との関係をいかに新鮮に生き生きしたものとして保つかにあります。ダビデは王となってもそれができた人物でした。主のみ前に謙虚さを失わなかった人物でした。

高知県・越知町の大樽の滝   下の「☆印」をクリックしてください

. ダビデの生涯/0029:「」
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. ダビデの生涯/0027:「事件への対応の後への影響」
. ダビデの生涯/0026:「人々を通して働きかける神」
. ダビデの生涯/0025:「時代環境の感化・影響」
. ダビデの生涯/0024:「状況判断の的確さ」
. ダビデの生涯/0023:「神のご嘉納と人々の受諾」
. ダビデの生涯/0022:「愛する者の死に接して」
. ダビデの生涯/0021:「神の時計と人の時計」
. ダビデの生涯/0020:「試練から来る悩みの克服」
. ダビデの生涯/0019:「人の評価と主の摂理」
. ダビデの生涯/0018:「霊媒・死後の世界との交流は可能か」
. ダビデの生涯/0017:「信仰の動揺、信仰の衰退」
. ダビデの生涯/0016:「繰り返される信仰の試練」
. ダビデの生涯/0015:「信仰者と人間関係」
. ダビデの生涯/0014:「信仰の試練と忍耐」
. ダビデの生涯/0013:「みこころを求め続ける生涯」
. ダビデの生涯/0012:「人・悲しい存在」
. ダビデの生涯/0011:「二つのタイプの指導者」
. ダビデの生涯/0010:「信仰者と偽りのことば」
. ダビデの生涯/0009:「真の愛は行動を伴う」
. ダビデの生涯/0008:「みこころの成就のタイミング」
. ダビデの生涯/0007:「成功とその反応」
. ダビデの生涯/0006:「信仰によって結ばれた友情」
. ダビデの生涯/0005:「技術を支える心の状態」
. ダビデの生涯/0004:「人々の誤解・無理解に直面して」
. ダビデの生涯/0003:「変化する環境への順応」
. ダビデの生涯/0002:「主がこの人とともに」
. ダビデの生涯/0001:「人・霊的な存在」


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