. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデの生涯」 に学ぶ : 第A30講
■ 今日の「井戸掘り」

 . . 「ここに、ダビデはレビ人のつかさたちに、彼らの同族の者たちを十弦の琴、立琴、シンバルなど楽器を使う歌うたいとして立て、喜びの声をあげて歌わせるよう命じた。そこで、レビ人は、ヨエルの子ヘマン、彼の同族からベレクヤの子アサフ、メライ族から彼らの同族クシャヤの子エタンを立てた。」.                                     歴代誌第一・15:16〜59

■ 井戸を掘りましょう:

. .ダビデは与えられた賜物を用いて、イスラエルの民の礼拝を豊かなものにしてゆきました。ダビデは礼拝が形式ばったものではなく、素直な喜びの表明の機会であることを確立したのです。

. .私たちは概して礼拝における荘厳さを追求するあまり、礼拝の喜びを見失いがちです。宗教改革の時代、あるプロテスタントの教派では楽器を使用することを禁じたほどでした。しかし、マルチン・ルッターは、ダビデに倣って、楽器を演奏して賛美する、豊かな礼拝形式を採用しました。

. .現代の教会にあって、いわゆるカリスマ派の教会が大人数を集め活気があるのは、正に、この礼拝形式にあると言ってもいいでしょう。神学的な問題はあっても、礼拝の形式に関する限り、カリスマ派の礼拝は人の情緒に訴える要素を有していると言えます。

. .詩篇の表題に、しばしば「弦楽器に合わせて」(4篇)、「フルートに合わせて」(5編)、「八弦の立琴に合わせて」(6篇)、「ギテトの調べに合わせて」(8篇)、「ムテ・ラベンの調べにあわせて」(9篇)などなどとあることは、旧約の民の礼拝がいかに豊かな芸術性の高いものであったかを物語っています。

. .礼拝が、型にはまった、陳腐なものにならないように、私たちの賜物のすべてを用いて、喜びのうちに主を賛美することをもっともっと学ぼうではありませんか。

高知県・越知町の大樽の滝   下の「☆印」をクリックしてください

. ダビデの生涯/0027:「事件への対応の後への影響」
. ダビデの生涯/0026:「人々を通して働きかける神」
. ダビデの生涯/0025:「時代環境の感化・影響」
. ダビデの生涯/0024:「状況判断の的確さ」
. ダビデの生涯/0023:「神のご嘉納と人々の受諾」
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. ダビデの生涯/0021:「神の時計と人の時計」
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. ダビデの生涯/0002:「主がこの人とともに」
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