. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデの生涯」 に学ぶ : 第34講
■ 今日の「井戸掘り」

 . . 「そこでハヌンはダビデの家来たちを捕らえ、彼らのひげを半分そり落とし、その衣を半分切って尻のあたりまでにし、彼らを送り返した。」. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .サムエル第二・10:1〜14

■ 井戸を掘りましょう:

. .以前、この「ダビデの生涯」の学びの中で、サウルは人間関係をあまり重視しなかった、しかし、ダビデは人間関係を重んじて生きたことを心に留めました。この章にも同様の真理を見出すことができます。ダビデは、アモン人の王が代替わりした時、新しい王に、その父君の死に対してお悔やみを述べるため使者を遣わしました。しかし、アモン人のつかさたちはダビデのこころを理解しませんでした。逆に、ダビデからの使者をスパイと判断して彼らを辱めました(4節)。

. . もし、アモン人の王ナハシュの子ハヌンが、ダビデに悪意をもって対応しようとしたその家臣の助言に耳を傾けないで、彼の父のようにダビデに対して真実を持って接したなら、事態は大きく異なっていたことでしょう。私たちが誰のことばに耳を傾けるかはとても大切なことです。

. .間違った助言に耳を傾けたナハシュ王の思慮に欠けた態度は、アモン人とイスラエル人との関係に亀裂をもたらしました。両軍は戦いをまじえるようになり、その結果、ナハシュの軍勢は、アラム人の救援があったにもかかわらず、ダビデの軍勢の前に敗れ去ったのです。

. .愛は「すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。」と聖書(第一コリント13:7)にありますが、人の善意を先ず信じ、期待して行動することが大切なのではないでしょうか。時に裏切られることがあっても、よい人間関係を維持するためにはそうすることが賢いのです。

高知県・越知町の大樽の滝


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