■ 今日の「井戸掘り」
. . 「私が呼んだその日に、あなたは私に答え、私のたましいに力を与えて強くされました。」 詩篇 138: 1〜 8
■ 井戸を掘りましょう:
. .使徒パウロはコリント人への手紙の中に「たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」と書き送りました。外なる人は衰えることがあっても、また、衰えてゆくのが人の常ですが、内なる人は日々新たにされる、、、ということがあるのです。
. .ダビデは、パウロより約一千年早く、地上でその生涯を生きた人物ですが、主が「私のたましいに力を与え強くされました」と証ししています。「たましい」とは、パウロの言う外なる人に対比された「内なる人」に他なりません。肉体の衰えは避けることのできない現実です。体力からいうならば、人は25歳を境目として衰え始めると言われています。しかし「たましい」、すなわち「内なる人」は、ますます主の姿に似せられて変貌してゆく生涯、そのような生涯があるのです。そのためには、私たちはダビデのように、主を知ることが必要です。主に対して「あなた」と呼びかけることのできるような親しい関係を持っていることが大切なのです。
. .主イエスは、ご自身と弟子たちとの関係を葡萄の幹と枝との関係で教えなさいました。枝は幹に連なってこそ、そのいのちの樹液に与って、生き、また、強くされます。目に見えないいのちの有機的な関係があるときに、枝は生き生きとし、また、実を結ぶことができます。
. .内なる人が強く、生き生きとしていますと、その人の人生のすべては生き生きとしてきます。私たちの人生は、内なるいのちの反映であり、その結実なのです。外なる人をいくら磨いても、内なる人が悩み苦しんでいると、その人は決して輝くことができません。内臓を健康に保つに勝って、内なる人の健全さ・強さが、外なる人、、すなわち、私たちの見えるがままの人がどうあるかに大きく影響します。主と交わって、内なる人を豊かにし、強くして頂くことを学びましょう。