. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第104講
■ 今日の「井戸掘り」
「山々は主の御前に、ろうのように溶けた。全地の主の御前に。、、、あなたは全地の上に、すぐれて高い方。」 詩篇97:1〜12
■ 井戸を掘りましょう:
当時、イスラエルの周辺諸国では、神は、それぞれの地域・国の守護神で、モアブの国には、モアブ人の神、アンモンの国には、アンモン人の神がいるといった理解でした。それに対してイスラエルには、おのれの神が自国の神であるだけではなく、「全地の主」であると言う理解がありました。この詩篇では、そのことが明らかです。「主は王だ。地は、こおどりし、多くの島々は喜べ。」「主のいなずまは世界を照らし、地は見て、おののく。」
イスラエルの神の世界統治の基礎は「義」です。神は、義によって世界を裁かれます。義は、公正・正義を生み出します。決して人を偏り見ない資質です。「義とさばきが御座の基である。」
「主を愛する者たちよ。悪を憎め。」 この神に奉ろう民には、当然、義が要求されます。それですから、彼らは「悪を憎む」ように教えられているのです。「光は正しい者のために、種のように蒔かれている」のです。