. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第111講
■ 今日の「井戸掘り」
「私が苦しんでいるときに、御顔を私に隠さないでください。私に耳を傾けください。私が呼ぶときに、早く私に答えてください。」 詩篇102:1〜28
■ 井戸を掘りましょう:
表題に「悩む者の祈り。彼が気落ちして、自分の嘆きを主の前に注ぎ出したもの」とありますが、この詩篇の作者同様、悩みに陥り、気落ちしたとき、私たちは、自分の嘆きを注ぎ出すことのできる場所を持っていますでしょうか。
人前に悩みを曝け出すということは難しいことです。その時は、何か気が落ち着いたような気がしますが、後で、自分の悩みを他人に知られたことを後悔するようになりますでしょう。ことによっては、悩みを打ち明けられた人が、それを他の人に、噂から噂と言うように漏らすかもしれません。
親友と思っていた人が、いつしか変わってしまって、かって耳にした悩みを逆手にとって、嫌がらせをするような事態も起こりうることでしょう。人に悩みを打ち明けると言うことは、その悩みが深ければ深いほど、難しいものです。
この詩篇の作者のように「主の前に」それを「注ぎだす」ことをしている人は幸いです。主は、心の嘆きを聴きとめて、慰めと励まし、また、光をもたらしてくださるお方です。