. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第123講
■ 今日の「井戸掘り」

    「彼らは、主が命じたのに、国々の民を滅ぼさず、かえって、異邦の民と交わり、そのならわしにならい、その偶像に仕えた。それが彼らに、わなであった。」           詩篇106:1〜48C 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   日本の諺に「朱に交われば赤くなる」ということわざがあります。イスラエルは、その周辺諸国と関係を持つことによって、その社会慣習を段々とイスラエルの中に取り入れて行きました。そして、そのわなの最大のものは、偶像さえもイスラエルの生活の中に取り入れてしまったことです。

   イスラエルの周辺諸国の多くは、農業主体の国々ですから、豊穣の神が祭られていました。そして、豊かな実りを祈願する祭りの行事には、性に関する卑猥ない行事がしばしばあったのです。イスラエルの宗教的腐敗は、即、道徳的腐敗を招きました。この二つは不可分なのです。

   人は、汚れた神を拝めば、汚れた人生を送るようになります。こころの憧憬の的が、生き方の有様に現されてくるからです。聖なる神を崇めるということは、必然的に聖なる人生を求め、そこに生きることが意味されています。

高知県・越知町の大樽の滝


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