. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第137講
■ 今日の「井戸掘り」

 「幸いなことよ。全き道を行く人々。主のみおしえによって歩む人々。幸いなことよ。主のさとしを守り、心を尽くして主を尋ね求める人々。」              詩篇119:1〜176 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   一番長い詩篇で、176節まであります。テーマは一貫して、主のみことばです。それが様々な表現で言い表されています。「主のみおしえ」、「主のさとし」、「主の道」、「主の戒め」、「主の仰せ」、「あなたの義のさばき」などなどです。

   先ず冒頭の分節には、主の教えによって歩む人々の幸いが語られています。この詩篇は、幸いへのガイド・ブックと言っていいかもしれません。昔流に言えば、指南書です。これに従うことによって、その極意に到達できるのです。剣術の場合、そこに到達するには、大変な稽古が必要ですが、主の道にあって「幸い」を得る秘訣は、すぐに見つかります。「主を心を尽くして尋ね求め」ればよいのです。それは信仰による極意です。

   武術の世界では、本人の努力が実を結ぶのでしょう。信仰の世界では、本人の努力や才能によるのではなく、主に依り頼むことによってです。それですから、詩篇の作者は「どうか、私の道を堅くしてください」と祈り求めています。

高知県・越知町の大樽の滝


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