. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第142講
■ 今日の「井戸掘り」

 「私はあなたの仰せを喜びとします。それは私の愛するものです。私は私の愛するあなたの仰せに手を差し伸べ、あなたのおきてに思いを潜めましょう。」              詩篇119:1〜176E 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   人生における喜びを何処に置くかによって、その人の人生の歩みが変わります。ある人は、快楽を得ることを至上の喜びとして、欲望の果てしない充足のために人生を用います。ある人にとっては、富を蓄えることが喜びで、あらゆる努力を注いで、財を増やすことに腐心しています。ある人は、権力の座にあることを喜びとして、それを追求し続けるでしょう。

   何を喜びとするかは、その人の人生の方向性を表すものです。この詩篇の作者は「私はあなたの仰せを喜びとします」と告白しました。そこに彼の人生の方向性があるのです。主の仰せを学び、心に留め、それを踏み行うことに、彼は彼の全力を傾けているのです。「あなたの仰せに手を伸べ、あなたのおきてに思いを潜めましょう。」

   主の仰せが喜びとなるのは、この詩篇の作者が、それを愛しているからです。愛と喜びは双子の姉妹で、人は、愛のあるところに喜びをも見いだすのです。また、愛と喜びがあるところには、平安も伴います。これらは切り離すことができません。彼は、詩篇第一篇にみるように「昼も夜もそのおしえを口ずさみます。」

高知県・越知町の大樽の滝


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