. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第143講
■ 今日の「井戸掘り」

 「あなたのみおしえを捨てる悪者どものために、激しい怒りが私を捕らえます。」        詩篇119:1〜176F 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   一般に、信仰者は怒らないものと、と思われています。しかし、この詩篇を学ぶと、義憤と呼ばれる怒りが確かにあるのです。その意味において、怒らないクリスチャンは、生半可な信仰者といえましょう。

   この世の不義、また、それを行う悪者どもに直面した時、平然としていられるのは、信仰の姿勢とは正反対の無関心でしかありません。信仰が活きていれば、そのような場面では、怒りに捕らえられるのが当然なのです。「激しい怒りが私を捕らえます。」

   主イエスのパリサイ人たちへの態度は、正にそうでした。主は、彼らの偽善に対して、怒りを公然と露わにされたのです。ただ、私たちの場合、注意しなければならないのは、最初は義憤であった怒りが、感情的に高ぶってきたとき、いつの間にか、私憤にすり替えられてしまうということが起こり得ます。そうならないように気をつけなければなりません。

高知県・越知町の大樽の滝


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