. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第145講
■ 今日の「井戸掘り」

 「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました。」              詩篇119:1〜176H 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   仏教用語に「四苦八苦」とありますが、生きているかぎり、苦しみを完全に避けることはできません。人生には大小さまざまな苦しみがあります。ある人は、苦しみに出遭ったとき、ただ苦しかったことのみを覚えていて、それ以外のレッスンをそこから学び取ることをしません。それでは、ある意味で、無駄にお苦しみを味わったことになります。

   この詩篇の作者は、苦しみの経験を通して「あなたのおきてを学びました」と、苦しみの経験を振り返ってみています。苦しみ自体を避けることはできませんでした。しかし、そこで支払った代価は、豊かに報われたのです。なぜなら、苦しみを通過しただけではなく、苦しみを通して、主の「おきてを学んだ」からです。苦しみの経験を通してしか学び得ない主の教えがあるのでしょう。

   主は、それを学ばせるために、神の子たちを、あえて苦しみを通して導かれることがあるようです。その時、呟かないで、主のそのみこころを悟って、学ぶことができますように祈ります。

高知県・越知町の大樽の滝


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