. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第147講
■ 今日の「井戸掘り」

 「あなたのしもべの日数は、どれだけでしょうか。あなたはいつ、私を迫害する者どもをさばかれるのでしょうか。」              詩篇119:1〜176J 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   この詩篇の作者は、人生の短さを知っています。神の干渉を願って祈っているのですが、その祈りへの応答があまりにも遅くなると、彼自身の人生が終わってしまうことを意識して祈っているのです。「あなたのしもべの日数は、どれだけでしょうか。」

   信仰者の課題は、神が助けのてを差し伸べてくださるかどうか、ではなく、そのことは確信しているのですが、それが「いつ」なのかと言う課題です。神が、自分の課題に介入して、迫害する者どもをさばいてくださるのは「いつ」なのかということです。

   神がいつまでもさばきを執行されないと、彼の人生は終わってしまって、事の終わりを見ることができません。悪が勝ち誇ったまま、正義が虐げられたままの状態で、世を去ってゆくのは心残りです。この世にあって、どのように苦しむことがあっても、最後には、報いられたことを目の当たりにして、この世を去りたいのです。

高知県・越知町の大樽の滝


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