. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第148講
■ 今日の「井戸掘り」
「あなたの真実は代々に至ります。あなたが地を据えたので、地は堅く立っています。」 詩篇119:1〜176K
■ 井戸を掘りましょう:
現代人は、進化論を信奉して、自然は、自ら存在するようになり、その法則によって、存続・運行していると考えています。聖書は、そのような自然に対する信奉ではなく、神が「地を据えたので、地は堅く立ています」と宣言しています。
宇宙が、ビッグ・バンによって始まったにせよ、最初に他から働きかける力がなければ、事は始まらなかったでしょう。ニュートンの力学の法則によると、物体は、他から力が加わらないかぎり、そのまま留まり続けるのです。空は空としてなのです。何がそのビッグ・バンを生じさせたのかが問題です。
すなわち、第一原因と呼ばれるものが必要です。物体は、自ら働きかけて、ビッグ・バンを作り出す訳には行きません。哲学的に「第一原因」と呼ばれるものこそ、創造主である神に他ならないのです。主である神が働きかけたことによって、すべてに変化が生じました。神が「光あれ」と仰せられた時、光が存在するようになったのです。
その後、神は、自然の法則を生み出して、宇宙の運行を規則正しいものにされたということがあったかもしれません。しかし、その背後に、神のみこころがあってのことです。地は「きょうも、あなたの定めにしたがって、堅く立ています。」更に、神は、法則にすべてを完全にゆだねたのではなく、今も、宇宙の運行に干渉して、嵐を呼び起こし、波を逆巻かせ、いなづまを轟かせるお方です。
自然界の事物は、すべて神のしもべであって、主である神のみこころのままに従うのです。