. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第15講
■ 今日の「井戸掘り」

    「悪者はおのれの心の欲望を誇り、貪欲な者は、主をのろい、また、侮る。」       詩篇10:1〜18A 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   3節から11節までは、「悪者」の描写が続いています。彼らは「貪欲」(3節)であり、高慢(4節)、不信仰(同)であり、悪意(7節)に満ちています。それでいて、彼らは、この世にあって繁栄を楽しんでいるのです。

   ここに「主よ。なぜ」と、詩篇の作者が嘆く理由があります。こうした神への疑問をテーマとする分野を、神学では「神義論」といって、旧約聖書のヨブ記、ハバクク書などが、その代表的なものです。

   神が、愛の神であり、しかも、義であられるなら、なぜ悪が栄え、信仰者が苦しむのか。この疑問は、古くから信仰者の心にあったものでした。こうした疑問への最終的な解答は、結論を急ぎますと、御子イエス・キリストの十字架に見られます。賛美歌に歌われているように、十字架こそ「神の義と愛の合えるところ」なのです。

   

   

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