. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第157講
■ 今日の「井戸掘り」
「私は日に七度、あなたをほめたたえます。あなたのみおしえを愛する者には豊かな平和があり、つまずきがありません。」 詩篇119:1〜176@
■ 井戸を掘りましょう:
「私は日に七度、あなたをほめたたえます」という、このことばに基づいて、中世の修道院では、祈りの時間を定めました。早朝、9時、正午、3時、夕刻、夜、就寝前の7回です。ある書物には「この一定の時間に祈りを唱える日程と言う考えを人間生活全般に適応したのが『戒律』の文明的な意義で、それは西欧社会の生活基盤となったと言える」とあります。
この一定の時間に祈りを唱えるというアイデアは、この聖句から生まれたのです。人は怠惰に流れやすいので、時間を定めて、何かをするということが大切です。それによって、無駄な時間の使い方を防ぐことができるようになります。無計画のままで日を過ごすことを避けなければなりません。一日の初めに、その日になすべきことを把握し、それをどのように成し遂げていくかのプランを持つことが大切です。
祈りの時間を定めると言うことは、現代人に特に意味があるでしょう。そのようにまでして祈りを意識しませんと、現代人は一日を祈りなくして過ごしてしまいがちです。