. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第160講
■ 今日の「井戸掘り」
「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。」 詩篇121:1〜8
■ 井戸を掘りましょう:
「私の助けは、どこから来るのだろうか」―助けを求める人間の叫びは、普遍的なものです。時代を超え、地域を越えて、鳴り響いています。この詩篇の作者は「山に向かって目を上げ」ました。自然界の中で、山は泰然としていて、助けが期待できそうな存在です。
しかし、人が山に向かって目を上げた時、その人は、山から助けを得ることができたでしょうか。人が苦しみもがく時、山は、依然として、泰然自若としていて、動こうとはしません。人の期待は空しく裏切られるのです。
日本では、高い山、大きな岩、数百年を経た大木、そのようなものを神格化して、神と崇め、崇拝の対象としています。しかし、人がそれらを仰ぎ望んだとしても、その人が、そこから助けを得ることはありません。
助けは、この詩篇の作者が詠っているように「天地を造られた主から来る」のです。